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その13【NPO法人チャリティーサンタ 岡山支部】

更新日:2018年12月18日

「わくわくボランティア」では、のっぷとティアがボランティア活動の現場におじゃまし、ボランティア活動の楽しさや大切さ・ボランティアに取り組む人たちの思い・各団体の思いについて取材しています。十三回目は、NPO法人チャリティーサンタ 岡山支部の活動におじゃましました。
なお、内容は取材当時のものです。


子どもたちにとって、クリスマスの一番の楽しみといえば「サンタクロース 」ではないでしょうか。朝起きたときにプレゼントが届いていた、という感動は特別なもの。いつまでも心に残り、大人になったときに自分の子どもに同じ経験をさせてあげたいと願うという人も多いのではないでしょうか 。

クリスマスの夜、子どもたちに笑顔でいっぱいになる思い出を届けるNPO法人チャリティーサンタ。どのような子どもたちに「思い出」や「プレゼント」を届けているのでしょうか。クリスマスプレゼントを届けるだけにとどまらず、子どもたちを物心両面からサポートしています。

集合写真

 

「NPO法人チャリティーサンタ」とは?

 イラスト

全国規模で活動を繰り広げているNPO法人チャリティーサンタ(以下、チャリティーサンタ)の岡山支部が出来たのは、2009年のこと。数ある活動の中でも、団体名そのままに、クリスマスの日に子どもたちにプレゼントを渡しに行く、という活動がすべての始まりになっています。
どのような仕組みかというと、子どもたちのお父さん・お母さんら保護者の方から事務局に「サンタクロースに来て欲しい」というオファーが届くと、保護者側で用意されたプレゼントとチャリティー金を預かり、サンタクロースがその家庭を訪問して、プレゼントを渡してくれる、というシンプルなもの。単にプレゼントを渡すだけでなく、子どもたちが日頃から頑張ってきたことや、達成できた目標を事前に保護者の方から聞いておいて 、プレゼントを渡すときにもしっかりコミュニケーションをとっていることがポイントです。子どもたちは、努力を褒めてもらったり、励ましてもらったりすることで、サンタクロースがどこかで見てくれていた、という気持ちになり、単にプレゼントをもらうこと以上に嬉しい思い出になるのです。

矢印NPO法人チャリティーサンタ(別サイト)

矢印NPO法人チャリティーサンタ 岡山支部(団体検索サイト)


チャリティーサンタの活動はこれで終わりではありません。クリスマスイブに預かったチャリティー金で国内外の困難な状況にある子どもたちの支援活動を行います。この支援活動は、困難な状況にある子どもたちが自分自身の力で未来を切り拓いていけるよう、彼らの持つ生きる力を育むことを目的としています。2016年度は東日本大震災で被災した福島の子どもたちと熊本地震で被災した熊本の子どもたちの支援を行いました。また、ネパールのお母さんたちへの就労支援を通して、子どもたちが安心して生活できる仕組みづくりも行っています。
チャリティーサンタは、日本と世界の子どもたちの笑顔を「サンタクロース」でつなぎ、世界中の子どもたちが笑顔になれる社会を目指して活動をしているのです。

また、チャリティーサンタでは、サンタさんが来てくれた出来事をただの思い出で終わらせるのではなく、子どもたちが大人になった時に次の一歩につながるきっかけ作りもしています。 それは、大人になった子どもたちにサンタクロースの正体を告白する「手紙」を送ることです。
きみのご家族が、きみを喜ばせたいという気持ちで、サンタクロースを呼んだこと。活動に対していただいた寄付金が、様々な困難のなかにある子どもたちの支援に充てられたこと。つまり、きみのご家族ときみ自身が、実は世界のどこかにいる子どもたちにとってのサンタクロースだったこと。
少し大きくなった子どもたちに語りかける内容の手紙は、保護者の方に託され、時期が来たら子どもたち自身の手に渡ります。プレゼントを「もらう」喜びだけでなく、「あげる」幸せに気付くきっかけともなるこの手紙は、サンタクロースを呼んだ保護者を中心に、多くの方の共感を呼んでいます。

 

チャリティーサンタのその他の活動

クリスマスプレゼントを渡す活動の他にも、チャリティーサンタでは「すべての人にサンタクロースを」という願いを込めて、さまざまな活動を展開しています!

プレゼントアイコン「サンタクロースからの手紙」

クリスマス前にサンタクロースから届く手紙のサービスです。(チャリティー付)
家族でクリスマスを楽しみに待つことができる仕掛けがついています。日頃の生活態度や努力の成果について褒めたり、感謝の気持ちを伝えたりすることもできます。

プレゼントアイコン「ルドルフ基金」

 クリスマスにプレゼントが用意できない家庭の子どもたちのために、一口1,000円で寄付を募り、プレゼントを届けられるようにする基金です。

プレゼントアイコン「キッズサンタプロジェクト」

自分たちがサンタクロースになる喜びを、子どもたちが体験するプロジェクトです。手作りグッズを作るワークショップに集められた子どもたちが、サンタさんの手伝いを頼まれて一緒にプレゼントを作ることになるなど、ストーリー仕込みの楽しい企画です。

プレゼントアイコン「福島生き×活きキッズツアー」

2011年の東日本大震災の被災地である福島の子どもたちが対象の、県外ツアーです。訪れるのは、岡山や広島、山梨など。外遊びを楽しんだり、自然と触れ合ったりする機会を提供します。このほか、2016年4月の熊本や、ネパールの震災の被災地の子どもたちに対しても、支援活動を行なっています。

プレゼントアイコン「Teamトナカイ」

NPO法人チャリティーサンタを継続的に応援するサポーター組織です。

 

クリスマス前の説明会兼リハーサルの集いにおじゃましました!

 

2016年12月3日(土曜日)に、ゆうあいセンターで開催された説明会兼リハーサルの集いにおじゃましたよ!

 


クリスマス前の数か月は、サンタクロースになるための準備期間です。子どもたちにプレゼントを届けに行くのは、学生を中心とした有志たち。毎年新たな参加者がいるので、説明会で主旨を理解してもらうところからスタートします。
「サンタクロースはいると思いますか?」「子どものころ、クリスマスにプレゼントをもらったことがありますか?」
初参加で緊張気味のメンバーに問いかけることで和やかな雰囲気を作りつつ、チャリティーサンタの精神を説明していきます。

講習会の様子サンタクロースの帽子でクリスマス気分の高まる講習会

 

その後、衣装合わせやロールプレイングなど、実際の活動のリハーサルに移っていきます。訪問は4人ひと組のチームに分かれて行いますが、サンタクロースに扮する人たちにはさまざまなハードルが課されています。衣装はもちろん仕草や声色、話し方など、細かなところまで本当のサンタクロースになり切れるかどうかはセンスの見せ所。

サンタの練習 
本物のサンタクロースになり切るよう、衣装やひげは複数人でチェック


子どもたちにとっては「本当のサンタが来た!」というサプライズになるわけですから、成功のためにはどんな努力も惜しみません。ロールプレイングなどでコミュニケーション力を磨くなど、サンタになる本人が楽しんで取り組んでいる点も印象的でした。

 

NPO法人チャリティーサンタ 岡山支部 副代表 福尾吉剛さん

福尾吉剛さん

「学生の頃の友人の誘いでチャリティーサンタの活動に参加するようになりました。始めた当初は特に子どもが好きというわけでもなく、どう接していいのかわからない、という戸惑いもあったほどです。それが、実際に参加して、喜ぶ子どもたちの姿を目にするうち、印象がまったく変わりました。元気に跳ねまわる子、本物のサンタさんにびっくりする子、普段はやんちゃなのに感動のあまり固まってしまう子。すべての反応がうれしくて、今では子どもが大好きです。
サンタクロースに扮してプレゼントを届けに行く途中にも、うれしい体験があります。道行く人から声をかけられたり、ときにはこの活動の精神に共鳴して寄付をしてくださる方に遭遇することも。子どもたちに夢を与え、さらにその夢がバトンのように渡されて、どんどん広がっていくことに感銘を受けて、誘ってくれた友人以上にのめり込んでいきました。今では岡山支部の副代表として活動しています。」



誰かの幸せが、他の誰かの幸せにつながっていく

チャリティーサンタは、2016年にクラウドファンディングを利用して、「サンタ白書」という冊子を発行しました。第1子が3歳から12歳の子どもを持つ親2,000人以上を対象にアンケートを行い、「クリスマスに何をプレゼントするか」や「プレゼントの金額」など、日本の家庭のクリスマス事情を紹介しています。そこから見てとれるのは経済状況による格差です。親に経済的な余裕がないと、プレゼントを用意することもできないのが現実です。

「やはりサンタクロースの存在を信じられるということは、幸せの指標の一つであると思います。自分がハッピーになることで、他の誰かにもその気持ちを届けてあげたい、という幸せの連鎖が起こっていくのが、私たちの活動で得られる成果です。」と、副代表の福尾さんは語ります。

今後も一年を通じて、被災地支援や寄付金募集など様々な活動を行い、幸せの連鎖の輪を広げていきたいとのこと。一人ひとりが思いやりを持って、みんなの幸せを願うことができる、みんながサンタになれる優しい社会に向けて、チャリティーサンタの活動は続きます。



のっぷ

サンタさんたちはプレゼントという幸せを届けに行くことで、幸せになれるんだね。

サンタに喜んだ気持ちは、きっと次のだれかにつながっていくわ。

 

お問い合わせ

NPO法人チャリティーサンタ 岡山支部
メールアドレス:okayama@charity-santa.com


ホームページ
では、チャリティーサンタの活動が紹介されているほか、クリスマス時期にはサンタクロースになりたい方・呼びたい方向けの情報も発信されています。ぜひご確認ください!

 

 

次回は、どんな団体におじゃましようかな?
楽しみだなぁ!!

3ノップ(右)

 

なお、「わくわくボランティア」では、「取材にきてほしい!!」というボランティアグループ等を募集中です。
希望される方はお問い合わせフォームより、団体名、ボランティア活動の内容を添えてご連絡ください!

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