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ぐるーんとモデル事業【2016年6月27日】

更新日:2016年07月19日

ぐるーんとモデル事業

“どこで育ったとか、どんな風に育ったとか、今を生きるぼくらには関係ない。”
一般社団法人ぐるーんのパンフレットにある私が好きなフレーズです。

ぐるーんぐるーんは、乳児院や児童養護施設で暮らす子どもを抱っこする活動をボランティアで行っています。同時に施設の子ども・里子・養子・一般家庭の子ども達が垣根なくふれあう交流イベントの開催や、インターネット上での情報発信を続けながら里子・養子候補の子ども達と、里親・養親候補者の距離を縮める活動も行っています。

※「わくわくボランティア」ではぐるーんの活動が紹介されています。


平成28年度、ぐるーんと岡山市(こども総合相談所)は市民協働推進モデル事業として「里親委託を推進するための、里親制度の普及啓発」を協働して行っています。

 岡山市では約300人の子どもたちが施設で暮らしています。ひとりでも多くの子どもが家庭的環境で生活できるよう里親登録を増やしていきたいという市の課題提案にこたえ、ぐるーんが一時里親の普及を提案しました。養育里親のハードルは高くても、「週末だけ」「休暇だけ」の一時里親なら出来そうと思う方が増え、施設や学校以外にも居場所がある子どもが増えることを目指しています。

ESD・市民協働推進センターでは、モデル事業がスムーズに進むよう、ぐるーんとこども総合相談所との定例会議の開催をはじめ、伴走支援をしています。

先日開催された花育ワークショップでは、交流を希望する市民も参加して、施設の子ども達がフラワーアレンジメントを行いました。

開始30分前から参加する子ども達は楽しみでソワソワ・ワクワクしている様子でした。
講師のハルコさんに「自分が思うままに自由にスポンジにお花を挿していいよ」と言われ、初めのうちは戸惑っっていた子ども達も徐々に表現し始め、大胆に、また繊細にアレンジを楽しんでいました。大人は子どもが仕上げるのを時々声をかけながら見守っていました。

 

花育ワークショップの様子 フラワーアレンジメントを楽しむ様子
 花育ワークショップの様子  フラワーアレンジを楽しむ子ども達と
それを見守る大人達

 

自分の作品のアピールや、お友達の作品の良いところを言い合い、みんな笑顔で作品を部屋に持ち帰り、「お世話するのが楽しみ」だと喜んでいました。子どもたちが目を輝かせて夢中になる体験と、そんな子どもたちを見守る大人。子どもと大人の間に自然な共感が広がっていくことが、「里親」へのゆったりとした一歩になっていくのだと思いました。

どこで育っても、どんな風に育っても、家庭のぬくもりに包まれることが大切と、施設で子どもたちを抱きしめているぐるーんだからこそ、こうした自然な交流を広げる取り組みができるのだと思います。ぐるーんと岡山市の協働の取り組みが広がり、新しい制度と仕組みになっていくようにこれからも支援していきます。(コーディネーター 斉藤恵美【愛称モグ】)

 

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