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ホーム  > みんなの活動紹介  > わくわくボランティア  > その17【きらりん(リライト教材による活動)】

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その17【きらりん(リライト教材による活動)】

更新日:2020年03月23日

「わくわくボランティア」では、のっぷとティアがボランティア活動の現場におじゃまし、ボランティア活動の楽しさや大切さ・ボランティアに取り組む人たちの思い・各団体の思いについて取材しています。十七回目は、きらりんの活動についてお話をうかがいました。
なお、内容は取材当時のものです。

「きらりん」ってどんな団体?

学校の授業に困難を感じている子どもとその親を対象に、学習する場を提供しています。この活動は、2015年4月、小学校の先生をしていた仲間と光元聰江さんがスタートさせました。月に3回程度、「ゆうあいセンター」(岡山市北区南方)の一室で行なっています。国語の教科書を分かりやすく書き換えた「リライト教材」と教科書とを併用し、「国語」の学習をします。この会では「教える」のではなく、「親(保護者)と子が学習するお手伝い」をしています。

学習風景-1
しっかりコミュニケーションを取って学習のサポートを行っています

学習風景-02
親子の学習を"お手伝い”します

どんな子どもが来ているの?

参加しているのは、特別支援学級や通常の学級で国語学習に困難を感じている小中学生です。子どもの個性の違いだけではなく、学校の環境や集団学習のスピードに馴染めないと感じている子どももいます。現在は、約10名の親子が参加しています。今年度から日本語の不自由な外国人の親子も受け入れます。

学習のはじめは、発声練習から

写真「きらりん」に初めて来る子どもは、人前に出るのが恥ずかしく、消極的で、言いたいことがあっても、ボソボソと喋り、相手に伝わらないこともよくあります。そこで、学習を始める前に、発声練習をすることにしました。口を使う訓練をすると以前と同じく声は小さくても、聞き取りやすくなり、伝わるようになりました。言いたいことが伝わると、もっと伝えたくなり、少しずつですが、積極性が増してきました。

学習風景-03
発声練習の様子

リライト教材を使って、「国語」を学ぶ理由

学習風景--04リライト教材を使っての学習

国語では、言葉を学びます。本を読む時だけではなく、頭で考えるときにも言葉を使います。何かを伝えるとき、表現するときにも言葉を使います。国語を学ぶことは全ての教科、コミュニケーションの基礎となっています。リライト教材の優れているところは、分かりやすい言葉を使っていますが、情緒や想像力を養うなど、学ぶべきポイントは落としていないことです。

親子で学ぶことが大切

「きらりん」に子どもを連れてくる親の中には、はじめは「うちの子は、アレができない、コレができない」と言う方もいます。今は、塾に通う子も多くなり、親と子が一緒に勉強することは少なくなりました。また、教えるとなると意気込んでしまい、ついつい力が入ってしまう親もいます。「きらりん」での学習は、親子で一緒に教科書を読み、一緒に考えて学んでいきます。教科書に書いてあることを、「あそこに行ったときに見たよね」と親子の共通体験からヒントを見つけることや、「私が小さい頃はこんなことがあったよ」と親の体験を子どもに伝えることで理解を深めていきます。例えば、「ごんぎつね」に出てくる彼岸花を、一緒に見に行ったという親子もいたようです。

学習風景-04親子で一緒に本読み

自由な学習

学習風景-05興味があることで学習も真剣に取り組めます

教科書で習ったことや関連したことから興味が湧いたことがあれば、深く探求してみる活動も行っています。年に1回の学習発表会だけでなく、表現するものができあがれば、ミニ発表会としてそのつど、発表します。図鑑で調べることや、大人に聞いてみるなどこれまでの学習ではしなかったような発展学習に取り組む子どももいます。子どもは、興味の幅が広がりもっと知りたいという気持ちを深めたり、発表の仕方も学んだりします。絵を描いて見せたり、パソコンを使って表現したりする子どももいます。発表する子どもだけでなく、スタッフや親も感想を言ったり、質問をしたりすることで学び合いがあります。

きらりんマジック

子どもの変化を「きらりんマジック」と呼ぶ親もいます。
「息子は何をするにも自信がなく、発表するときももじもじと恥ずかしそうにしていました。今は発表することを楽しみにしている様子で、どうやったらみんなにわかりやすく伝わるかなと、自分なりに考えるようになりました」
この会の目標である「いっぱい考えて、いっぱい話す」ことで、子どもは心の中の思いを少しずつ言葉にすることができるようになっています。

学習風景-06
自分のペースで学習出来る様、机の配置を工夫しています

最も大切なこと

子どもにとって親は、最も近い存在であり、大切な存在。親から褒められることは、何よりも嬉しいことです。また、今では塾に通う子も多くなり、親子で一緒に学ぶ経験は減っていて、親が子どもの良いところに気付いていないのかもしれません。寄り添いながら共に学習するとできていることと、できていないことが見えてきます。きっと学習時間に育まれるのは、お互いの信頼関係であり、精神的な安定なのでしょう。子どもも親も安心して学習でき国語の力を身につけられることが、「きらりん」の活動の魅力であると感じました。

お問い合わせ

きらりん
〒703-8224 岡山県岡山市北区南方2丁目13-1 岡山県総合福祉・ボランティア・NPO会館2F「ゆうあいセンター内」
Eメール:ton.ton.mitsumoto@ezweb.ne.jp

 

親子が一緒に学べることで、親子の信頼関係が育まれるような活動をしているんだね!!!

3ノップ(右)

 

なお、「わくわくボランティア」では、「取材にきてほしい!!」というボランティアグループ等を募集中です。
希望される方はお問い合わせフォームより、団体名、ボランティア活動の内容を添えてご連絡ください!

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