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ひと・まち・つくるプロジェクト~新しい文化芸術施設を交流と創造のひろばに~

更新日:2018年06月26日

H29アートファーム
「わが町」ワークショップ募集チラシより転載(作画:村上隆)

解決を目指す課題と現状

岡山市が2022年度に千日前地区に新しい文化芸術施設の開館を予定している。
建設エリアは、かつて歓楽街であったが、今は空き店舗が目立つ人通りの少ない地区となっている「地域の課題」、創造型劇場として広く周知を図る必要があるという「新施設の課題」、多様な市民参加の機会を創り出すという「担い手の課題」という3つの課題がある。

課題解決の方策

新しい文化芸術施設の計画が、岡山市中心市街地の再開発事業であることを鑑み、「地域」「新施設」「担い手」の3つの課題を総合的に解決するため、参加者による「まち歩き」や「フィールドワーク」をもとにした「コニュニティ再発見ワークショップ」を行い、地域の魅力や資源を文化芸術により創造発信していく「ひとづくり、まちづくり」に取り組む。

スケジュール

  • 5月から7月:企画検討
  • 9月から:「わが町」ワークショップAプロ「まちの風景を組み立てよう!」(全5回)
  • 1月から:「わが町」ワークショップBプロ「暮らしのスタイルを表現しよう!」(全4回)
  • 1月:最終回はABプログラム合同の公開ワークショップを行います。

11男性(右)

実施団体と協働部署の役割分担

実施団体 
NPO法人アートファーム

  • 芸術分野の専門性を生かしたワークショップの企画
  • ネットワークと情報を生かした講師の選定や制作などの運営全般

協働部署 
文化振興課

  • 行政のもつ多様な媒体と機会を活用した市民への周知
  • 当該地域と実施団体との連絡や調整

 

 

のっぷの取材レポート 足あと

2018年1月27日(土曜日)に『「わが町」ワークショップ』2つのプログラムの合同発表会を観に行ってきました!


千日前地区とその周辺地域の「まち歩き」からスタートした2つのプログラム。 「まちの風景を組み立てよう!」(Aプロ)の参加者は、見つけたり出合ったりした風景を写真やスケッチで記録。街角にあった看板や標識を板に書き写し、板を切り抜きして表現しました。

まちにあった看板を表現(Aプロ)
まちにあった看板を表現(Aプロ)

まちの佇まいを集団演技に変えていく(Bプロ)
まちの佇まいを集団演技に変えていく(Bプロ)

 

「暮らしのスタイルを表現しよう!」(Bプロ)の参加者は、見つけた情景や話題を記録。「まち歩き」の印象をそれぞれが体で表現し、その動きは、講師の小野寺氏によって集団で表現するまちに変えられていきました。

 

2017年9月から継続してきた2タイプのワークショップを統合した発表会。
西川アイプラザのホールには、見たことのあるような「千日前貸しホール」などの看板が天井から垂れ下がっているだけで、開演時間を過ぎても、床に角材やビニールテープを使って平らな街区を準備している。まちづくりにはたいそう時間がかかることを表現しているように見えたが、「ワーク・イン・プログレス」という公演を創り上げていく過程を含めて公開するものだとのこと。


ずいぶん準備に時間をかけた後、一人で、また集団で踊る人々、一人旅をする人、まち歩きで感じたことをセリフのように読み上げる人、路面電車に乗っている人々が登場。創られたまちに人が入ることで、まちが立体的になるから面白い。そこ(千日前)で実際に交わされているご近所同士の挨拶が聞こえてくるよう。

合同発表会
合同発表会

 
ラストは街区を形づくった角材が一挙に帆船へと変化して終幕。講演後のトークセッションで、カミイケ講師が「壊して別の新しいものをつくりたかったんですよね、移動する何か・・」と説明してくれました。

千日前地区のまちと人々と、さまざまな世代や分野からの参加者が出会い創り出された「まち」。生み出されたまちに、こんな表現があるのかと目からウロコの発表会でした。 角材が未来へ向かう帆船となったように、新しい文化芸術施設の創造にワクワク、期待が高まります!!

 

協働事業を振り返って

ESD・市民協働推進センターより

「アート+まちづくりの新しい手法が実践されました」
まちづくりの手法としては課題を洗い出したり、ニーズを整理・集約するワークショップが一般的ではないかと思われますが、本事業ではまち歩きを通じてそれぞれの参加者が感じたことをもとに成果物(表現)に落とし込んでいく新しい手法が実践されました。まちの魅力を引き出し、共有する手法としてさらにブラッシュアップされ、普及していくことが期待されます。

「新しい文化芸術施設を俯瞰で捉える機会となりました」
本事業では2022年に完成予定の新しい文化芸術施設について考えることが大きなテーマとなっていましたが、施設のハードやソフトではなく、地域にとってどのような価値をもたらすものであるべきかという視点から考える貴重な機会となりました。地域住民の参加が十分に得られなかったことは残念でしたが、ひきつづき、様々な立場・価値観から施設のあるべき姿を考える重要性に気づかされました。

 

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