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YOUTH CHALLENGE その2【ひょうたんの会】

更新日:2017年08月16日

社会のため、未来のために活躍する「若い力」に注目し、そのチャレンジを紹介するコーナー「YOUTH CHALLENGE」。今回は、社会福祉士課程で学ぶ大学生によるグループ「ひょうたんの会」のボランティア活動におじゃましました。
※なお、内容は取材当時のものです。

 

ボランティア活動を続けるためには、自分たちが楽しみながら取り組める内容であることも大切です。好きなことや得意なことを活かして活動ができたら、そして、地域の方々とのコミュニケーションを通じて楽しい時間を共有できたら、どんなに素敵でしょう?
今回は、各種施設での楽器演奏やイベントでのブース企画など様々なボランティアを通じて、あたたかな交流をお届けしている「ひょうたんの会」の活動をご紹介します。

ひょうたんの会集合写真

ひょうたんの会とは?

ひょうたんの会は、2014年に結成された、ノートルダム清心女子大学の人間生活学科社会福祉士課程で学ぶ学生たちによるボランティアグループです。
印象的なグループ名は、「『』ろがる 『』ろこび 『』れしい 『』のしい ボラ『』ティア の会」から付けられました。もともと「ひょうたん」は縁起物であり、イメージの良さは誰もが納得するところ。メンバーお気に入りの名前のもと、各種施設や学童等でのボランティア、イベントでのブース企画など、地域を楽しくする様々なボランティア活動に取り組んでいます。
2016年、新たに取り組み始めたのは、楽器演奏ボランティア。どんな活動ができるかメンバーでアイディアを出し合ったときに、楽器演奏経験のあるメンバーが多いことがわかったことがきっかけです。

 一緒に楽しめる曲目で構成。自分たちでつくりあげる音楽会

ピアノ(キーボード)、サクソフォーン、トロンボーン、フルートなどの楽器で演奏される音楽は、ジャンルを限定しません。童謡からドラマの主題歌まで、音楽会に参加していただく施設の方に喜ばれそうなものを選んでいます。
限られた練習時間の中、普段は個人練習に励み、集まれるときは集中して音合わせ。工夫した練習で、バラエティに富んだ楽曲をマスターしていきます。

楽器演奏ボランティアに参加しました

 

  

2016年9月25日(日曜日)、光生リハビリ苑で行われた「お誕生日会」に参加させてもらったよ!

 

この日、演奏をお届けするのは、岡山市中心部にある光生リハビリ苑です。高齢の入所者の方が多く、車椅子で会場に来てくださった方も大勢おられました。お誕生日会ということで、皆さんこの日を楽しみに集まってくださったようで、会場はなごやかな雰囲気に包まれていました。

 

演奏する曲は、聴いてくれる方々の反応を見ながら試行錯誤して決めています。この日は童謡の「ふるさと」から定番の歌謡曲、時代劇の主題歌まで、ジャンルをまたいだ選曲で構成。知っている曲、好きな曲が演奏されると、口ずさむ方もおられ、会場全体が盛り上がっていました。そして、バースデーソングも皆さんと一緒に歌います。9月に誕生日を迎えた方々の合同のお誕生日会で、「ハッピーバースデーディア」のあとに、それぞれお名前で呼びかけてお祝いしました。

 

楽器演奏の様子
演奏は楽しく、心をこめて
演奏会の様子
日頃の練習の成果を披露

 

この日、アンコールも含めて数十分にわたって行われたお誕生日会。人気歌手の名曲や、時代劇の主題歌はアンコールの希望が多く集まり、2度目の演奏が聴けました。 生演奏の音楽で「楽しい時間を過ごせた」とおっしゃる方や、楽器演奏をされていたご家族のことを思い出されて涙されていた方の姿も見受けられ、それぞれに心に残るひとときを過ごされたようです。終演後には学生さんたちと入所者の方々との交流もあり、感想を聞いたり選曲のアドバイスをしていただいたり、なごやかな時間となりました。

 

若い人がたくさん集まって、楽しい雰囲気でした。知っている歌は一緒に歌いました。

ひょうたんの会のこれまで・これから

現在、ひょうたんの会のメンバーは、ノートルダム清心女子大学人間生活学科社会福祉士課程の2・3年生の有志です。2014年の結成以来、各種施設や学童等でのボランティア、イベントでのブース企画など、様々なボランティア活動に取り組んできました。今回の楽器演奏ボランティアでは、リーダーの谷本容子さん(3年生)と、ピアノの笹川里奈さん(3年生)が中心となって、オファーのとりまとめとメンバーへの連絡、選曲などを担当しています。谷本さんは演奏会の進行をするMCとしての役割も務めており、頼もしい存在。
将来は福祉関係の仕事を志す学生が集まっているので、モチベーションも高く、皆熱心に取り組んでいます。

メンバーにお話を聞きました

楽器演奏ボランティアを終えたメンバーに、お話を聞いてみました。
「ボランティアは、自分たちにとっても、コミュニケーションの良い経験になっていると思います」とリーダーの谷本さんは語ります。「演奏会後には、聴いてくれた高齢者の方に声をかけるように心がけています。高齢者の方と少しでも多く交流したいと考えているからです」
演奏後の会話は、次回の選曲にも活かされています。
「曲によって、高齢者の方の反応は全然違いますが、どんな曲が好まれるのか、最初は全然わかりませんでした。最近では、聴いてくれた方の反応から、季節を意識した伝承歌や時代劇の主題歌など、親しみやすい曲を選ぶようにしています。聴くだけでなく、歌ったり、カスタネットでリズムを取ったり、高齢者の方が一緒に楽しんでくれるのがうれしいです」
凝り固まることなく、聴き手との交流を通じて、どんどん在り方を変えていく。学生らしい、柔軟な姿勢で取り組んでいます。

谷本さんリーダーの谷本さん

 

「もともと高齢者の方と接するのが好きで、ボランティアに参加しました。最初は固く緊張した雰囲気だった方が、演奏後には豊かな表情でお話してくれるのを見ると、音楽の力と、やりがいを感じます」
「皆さんが元気になった様子を見ると、こちらも元気をもらいました。音楽は目に見える形になりませんが、皆さんの心に残っていくのがわかり、やって良かったと思えます」
音楽を届けることで元気になってもらい、その様子を見て自分も元気になる、そんな心の交流を、メンバーは実感しているようです。
将来は、社会福祉の仕事を志すメンバー。ボランティアを通じて、良い刺激を受けています。

これからのひょうたんの会

「福祉を学ぶとき、座学も大切ですが現場で体験することが一番です。現場に来ることを楽しむことで、実際の仕事に対する理解を深められると思います」とおっしゃるのは、人間生活学科講師の濱崎先生。学生さんたちの仲の良さと志の高さにピンときたのが、それまで個々で行っていたボランティアを組織にしようと思ったきっかけなのだとか。ひょうたんの会の立ち上げのときには学生たちをリードしましたが、現在では学生主導の会になっているそうです。


リーダーの谷本さん、コアメンバーの笹川さんら3年生はこれから就職活動などでますます忙しくなる時期です。後輩たちに少しずつリーダーとしての役目を引き継いでもらって、今後は同じ学科の下の学年にも積極的に声をかけ、活動の輪を広げていく方針です。自分たちの卒業後も、会の活動が続くことを、メンバーは希望しています。

 

 

みんな将来の高い志を持っていて、実行力もある。学生さんたち主導でやっているのもすごいよね。

 

ボランティアに行った先で、逆に元気をもらって来る、というのもステキだね。得意なことで人に喜んでもらえるって、とっても大事なことだね。

 

なお、「YOUTH CHALLENGE」では、「取材にきてほしい!!」というボランティアグループ等を募集中です。
希望される方はお問い合わせフォームより、団体名、ボランティア活動の内容を添えてご連絡ください!


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