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【児童養護施設退所児童等へのアフターケア事業】

更新日:2017年02月28日

第1回アフターケア委員会の様子※第1回アフターケア委員会の様子

実施団体

NPO法人子どもシェルターモモ

協働課

岡山っ子育成局こども総合相談所
岡山っ子育成局こども企画総務課
 

二葉 解決を目指す課題

児童養護施設で育った子どもたちの多くは虐待のトラウマや相手との適度な距離をとることができない愛着障害を抱いており、対人関係で躓くことも少なくない。学歴についても高校卒業、中学卒業の子どもが多く、就職活動や就労において困難を抱えている。
また、施設退所後はそうしたハンディを抱えながらも自らの力だけで生きていかざるを得ない状況にある。そのため、子どもたちが困難に遭遇した場合、孤立してしまい、生活が破たんし、さらなる困難を抱え込むようになっているのが現状である。
これまで施設退所者のアフターケア支援は必要とされながらも職員のボランティア精神に頼らざるを得ない状態であり、社会的養護の大きな課題である。

二葉 課題解決の方策

①アフタ―ケア事業

(居場所の提供)
対象者が気軽に立ち寄れる常設の居場所を設ける。常駐スタッフを配置し、相談窓口の運営や関係機関との調整を行うだけでなく、交流やピアサポートの拠点として運用する。

(相談窓口)
児童養護施設関係者、児童相談所等の関係機関、対象者等からのアフターケアについての相談を受け付けるための専用電話を開設する。

(生活支援)
常駐スタッフ及びボランティアスタッフが日常生活における様々な問題へのアドバイスを行う。また、行政、専門家、入居支援センター等へのつなぎ役を担う。

(就労支援・学習支援)
ハローワークや若者就職支援センター等の支援団体と対象者をつなぎ、就労先の幅を広げる。また、就学や資格取得に向けた学習支援を行う。

②対処前学び事業

児童養護施設に入所している15歳から19歳の子どもに対し、退所後の社会生活を送るうえで必要な知識や社会常識等を学ぶためのセミナーを開催する。内容は平成26年度事業にて実施した施設ヒアリングの結果に基づいて改善を図っている。

 

協働事業を振り返って

実施団体から (認定NPO法人子どもシェルターモモ)

考えるのっぷ平成26年度市民協働推進モデル事業「児童養護施設等退所前学び事業」に引き続き、今年度は施設退所後の「アフターケア事業」を実施したが、子どものニーズに合わせた支援を行ったことで、人件費や交通費が予算以上の経費がかかってしまった。
このことは、今後の事業予算を組立てる上での課題を明らかにすることができた。
また、岡山市と協議を続けた結果、平成28年度からは岡山市の事業としてアフターケア事業を実施することが決定した。

 

協働課から (こども企画総務課)

市民協働事業として退所前学び事業及びアフターケア事業の実績を積み、平成28年度からは岡山市の事業に組み込んで実施する。
2年間の取り組みを更に充実させることで、児童養護施設等からの退所した児童にとってかけがえのない居場所づくりをしていただきたい。

また、昨今注目されている子どもの貧困問題について、貧困の連鎖を断ち切るという意味からも、対象の児童が就労の機会に恵まれ、自立した生活を送ることができるよう、実効性を持った支援ができる事業となるよう期待している。

ESD・市民協働推進センター総評 (センター長 高平 亮)

センター長 高平 亮平成25年度から段階的・発展的に事業成果を積み重ね、平成28年度に一般施策化まで至ったことは今後の協働事業(主に社会的弱者といわれる立場にある方々の支援)のモデルとなる事業になりました。また、平成26年度事業では関係機関との情報共有も進み、利用者数では表すことのできない相乗・波及効果が生まれています。

NPO、岡山市の双方のコメントにあるとおり、安定的な施設運営と支援のため、ひきつづき、事業の検証と改善を重ね、岡山市内における子どもたちのセーフティーネットの拡充に寄与していただくことを期待しています。

 

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