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「令和2年度第2回市民協働フォーラム ~主役はあなた!協働でつくる岡山市の未来~」開催レポート

更新日:2021年03月01日

令和2年度は協働のまちづくり条例に基づいて策定された「岡山市協働推進計画(5か年)」の最終年度であり、新たな計画を策定する節目の年になります。
8月には計画の総括と新たな計画策定に向けた情報共有を目的とした市民協働フォーラムを開催しました。今回は所属や活動経験を問わず、様々な市民に協働に関わるきっかけを提供することを目指して、どなたにとっても参加しやすく、わかりやすい企画と運営に努めました。

  • 第1回市民協働フォーラムの開催レポートはこちらからご覧いただけます。

プログラムと内容

(1)協働のまちづくり賞表彰式

今年で第5回目となる「協働のまちづくり賞」の大賞、入賞団体に対する表彰式が行われました。

  • 「協働のまちづくり賞」に関する詳しい情報はこちらからご覧いただけます。

今回は「地域と食と未来」をテーマとして、岡山市内全域から食を通じて子どもたちの健やかな成長を支える取組や地元の特産品を生かした地域活性化の取組など、全14の取組がエントリーされました。
選考に携わった岩淵泰岡山市協働推進委員長からは「いずれの取組も素晴らしく、選考に苦慮した」との感想とともにすべての取組・関係者に対する感謝とねぎらいの言葉を述べられました。

  • 第5回協働のまちづくり賞の結果はこちらからご覧いただけます。

(2)事例報告

大賞を受賞した「牟佐町内会」より「『産地牟佐』にこだわった地域の活性化」の報告が行われました。発表者の田尻さんによる熱のこもった語りに加えて、取組で使用されたイノシシの皮や当日の朝に川で捕れたカニが披露されるなど、臨場感に溢れた事例報告に会場は大いに盛りあがりました。

イノシシや鹿による農作物被害は様々な地域に共通する課題ですが、牟佐町内会では猟友会等との協働で対策を講じるだけでなく、肉や皮を活用して「牟佐」を象徴する特産品を開発していることが大きな特徴となっています。

そのほかにも川ガニ、はちみつ、黄ニラなど、牟佐には当たり前に存在しているものの価値を再確認する機会(お祭りや教室など)が設けられており、そこに関わる子どもから高齢者までが地域の豊かな自然と歴史を実感し、地元への理解と愛着を深めていることが存分に伝わりました。

最後に地域は昔から住民が生きたり、死んだりを重ねてきた場所であり、それ自体が地域を維持するための先人との協働と言えるのではないかというメッセージが送られ、報告を終了しました。

(3)講演会

演題:ご近所の底力で住民主体のまちづくり
講師 堀尾 正明氏(フリーアナウンサー)

市民協働フォーラム11月_1

芸能、報道、スポーツ番組などで幅広く活躍中の堀尾正明さんより、時事問題、まちづくりの魅力、先進的な取組の事例など、幅広いお話をお聞きしました。

はじめは世間を賑わしている「新型コロナウイルス」のお話しから。フェイスガードを付けた状態での講演は初めてとのことで、フェイスガードがマイクに接触するハプニング(ジョーク?)を皮切りに、国内外の最新情報や統計情報などを用いた現状分析が披露されました。参加者は堀尾さんの情報量に圧倒されるとともにプロフェッショナルならではの軽妙な語りにさっそく引き込まれている様子でした。

 

 

次に様々な社会課題と深く関連している「少子高齢化」と「人口減少」についての解説が行われました。「国立社会保障・人口問題研究所」が発表している情報をもとに日本の総人口は長期の人口減少過程に入っており、45年後の2065年には8,808万人になること、また、同じく2065年に65歳以上人口は国民の約2.6人に1人の割合となることが紹介され、このような状況をふまえて、これからの地域づくりを考える必要があることが示されました。
続いて、全国の「市民が主役のまちづくり」の事例として、過去にテレビ番組で取り上げられた埼玉県幸手市(さってし)の取組が紹介されました。
3000戸で5000人の住民がいる幸手団地では、例にもれず高齢化や住民減少が深刻な問題になっていました。団地に近い栄商店街でカフェと総菜屋を営む小泉圭司さんは幸手団地に宅配に来た際に半日以上動けずにいた女性を発見した経験から団地内で無料の健康診断が受けられる「暮らしの保健室」という介護予防の取組を開始されました。
現在では「幸手モデル」として全国各地から視察が訪れているそうです。そのほかにも団地に住む高齢者の生活課題を有償ボランティアが解決する取組の窓口も担っており、住民からのSOSの電話を受け付けているとのこと。それらの困りごとに対応する有償ボランティアは同じ団地に在住する高齢者であり、中には80歳のサポーターもおられるそうです。高齢化・人口減少の影響が顕著な巨大団地を舞台とした新たなコミュニティづくりの試みは岡山市に暮らす私たちにも大いに参考になるものでした。

 

 

最後に堀尾さんから紹介されたのは地域おこしの「アイウエオ憲法」でした。

 ア:アイディア(発想)
 イ:インタレスト(興味)
 ウ:ウォーク(歩いて情報を得る)
 エ:エキサイト(情熱)
 オ:オリジナリティ(独自性)

これは、堀尾さんとお付き合いのある作家の藤本義一氏が提唱しているもので、堀尾さんがこれまでに見て来られた先進的なまちづくりの取組やそれに関わる人たちに当てはまる内容になっているそうです。これから地域づくりに参加する人はもちろん、すでに参加している人も「アイウエオ憲法」を参考にしてさらに住みやすい岡山市を実現してほしいとのメッセージをいただき、講演会を終了しました。

(4)座談会

演題:協働でつくる!岡山市の未来

進行役
 堀尾 正明さん

登壇者(五十音順)

  • 大森 信彦さん(国立病院機構 岡山市立金川病院 院長)
  • 亀井 良幸さん(岡山市 市民協働局 局長)
  • 那須 和夫さん(平井学区連合町内会 会長)
  • 濱田 さゆりさん(公益財団法人橋本財団 事務局長)
  • 美咲 美佐子さん(特定非営利活動法人岡山市子どもセンター 代表理事)
  • 劉 丹さん(岡山学芸館高等学校 3年生)

市民協働フォーラム11月_2

様々な立場・役割で岡山市の地域づくりに関わってきた人たちを登壇者として、それぞれの経験や考え方を引き出しつつ、参加者とともにこれからのまちづくりへのヒントや連携のきっかけを共有することを目的とした座談会を実施しました。

登壇者が順番に発言するパネルディスカッション形式ではなく、進行役の堀尾さんと一人ずつ対談する形式を取ったことで、各登壇者の個性や関心に合わせた話題が展開され、取組の背景や個人の価値観がより深く引き出されていました。

ここではお一人ずつの対談内容は割愛しますが、それぞれの立場、役割の違いがクローズアップされ、協働の意義や必要性が実感できる内容になりました。
適度な緊張感のもと、テレビ番組のようなテンポの良いやりとりがなされ、聞きどころの多い座談会となりました。

実績・アンケート結果

参加人数

  人数 NPO法人 公益法人 地域 企業 学校 公務員 その他
会場 98人 6% 10% 48% 3% 1% 14% 17%
オンライン 18人 11% 17% 1% 1% 6% 6% 44%
合計 116人

どこでフォーラムを知りましたか

チラシ 知人 FB フリーペーパー HP 市報 新聞 メルマガ その他
27 13 4 0 5 17 2 1 9

参加者満足度

平均90点/100点

その他のアンケート結果

質問 5段階評価(平均) 達成率
地域活動へ参加する意義や魅力が理解できましたか? 4.5 -
地域活動への参加意欲(継続意欲)が高まりましたか? 4 -
協働についての理解は深まりましたか? 4 -
これから協働推進の取り組みに参加してみたいと思いますか? 4 -

担当者所感

これまでにESD・市民協働推進センターの主催事業や市民協働推進モデル事業などに接点のなかった人たちが多くご参加くださり、地域づくりや協働に関わるきっかけを提供するという目的はある程度果たせたのではないかと思います。参加者の具体的なアクションを促し、支える情報を拡充しつつ、継続的にこのような機会を設け続けていきたいと思います。

 

ESD・市民協働推進センターの紹介

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