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「令和2年度第1回市民協働フォーラム ~岡山市の協働、これまでとこれから。~」開催レポート

更新日:2021年03月01日

市民協働フォーラム8月_3 今年度が協働のまちづくり条例に基づいて策定された「岡山市協働推進計画(5か年)」の最終年度となることから、計画に対する総括・評価の共有と新たな計画策定に向けた情報交換を目的とした市民協働フォーラムを8月31日(月)に開催しました。
コロナ禍での開催を危惧する声もありましたが、多くの市民の参加のもとで策定された条例・計画であることを鑑みて、最大限の感染防止対策に努めたうえでワークショップを実施しました。
町内会、NPO法人、企業、学校、行政など様々な立場・所属の26名にご参加いただき、活発な議論を交わすことができました。

岡山市協働推進計画とは?

岡山市協働のまちづくり条例に定められた協働推進の施策を具体的に実施していくため、策定された計画です。2016年度から2020年度までの5年間が対象期間となっており、目的・目標・方針に基づいた基本施策・事業が規定されているほか、それぞれに目標値等が設定されています。

岡山市協働推進計画についてはこちらで詳しく紹介しています。

プログラムと内容

1.協働推進計画の総括

岡山市から協働推進計画の総括(8月時点)が共有されました。5つの基本方針に設定された指標と目標値が確認され、すべての指標について、当初値(平成27年度)に比べて上昇していることと、9つの成果指標の現状として、目標達成が4つ、上昇傾向にあるものが4つ、目標を達成できなかったものが1つであることが報告されました。
また、①ESD・市民協働推進センターの実績、②地域協働フォーラムと各種講座、③市民協働推進モデル事業、④協働のまちづくり賞、⑤その他(令和元年度市民意識調査の結果)に関する総括が示され、いずれも岡山市の協働推進の中心的な取組として、着実な成果をあげていることが共有されました。

2.総括に対する評価

岡山市協働推進委員会の岩淵泰委員長が、岡山市の取組を評価しました。5か年の取組を一言でまとめることは難しいと前置きしつつ、5年間で協働の担い手となった市民や岡山市(行政)の労をねぎらうとともに形式ではなく成果を追求した協働が数多く生まれていることや多くの協働事業が一般施策化されたことを高く評価されました。

3.ワークショップ

市民協働フォーラム8月_2岡山市の報告から、計画が着実に進行していることを確認できましたが、市民の生活や活動の変化をあらわすエピソードに基づいて、「市民の感覚」で計画を評価することを目的としたワークショップを実施しました。計画に規定されている5つの基本方針をもとに5年前と比べて「よくなった」「かわらない」「わるくなった」エピソードを挙げてもらい、その内容やエピソードの数をもとに5年間の計画を評価しました。

挙げられたエピソードの数は以下の表のとおりです。

基本方針 5年間で
よくなった
5年間で
かわらない
5年間で
わるくなった
(1) 人材、団体を育成し、活動を支援します。 15 11 8
44% 32% 23%
(2) 多様な主体のつながりの場を創出します。 13 2 4
68% 10% 21%
(3) 情報の発信と共有を進めます。 6 5 2
46% 38% 15%
(4) 市役所の協働化を進めます。 10 8 6
41% 33% 25%
(5) 成果を共有し、協働意識の醸成を進めます。 4 5 3
33% 41% 25%
その他 0 1 5
0% 16% 83%
合計 48 32 28
44% 29% 25%
  • 基本方針(1)~(4)は「5年間でよくなった」ことを表すエピソードが最も多く、基本方針(5)は「5年間でかわらない」ことを表すエピソードが最も多いです。
  • 「よくなった」「わるくなった」ともにエピソードの数が最も多かったのは「(1)人材、団体を育成し、活動を支援します」であった。参加者にとって人材、団体の育成がより身近で関心の高いテーマであったことが推測できます。

エピソードの内容と数をもとに基本方針ごとの重要度と満足度を確認しました。

基本方針 重要度 満足度
高い 低い 高い 低い
(1) 人材、団体を育成し、活動を支援します。 5 0 1 4
(2) 多様な主体のつながりの場を創出します。 4 1 1 4
(3) 情報の発信と共有を進めます。 3 2 1 4
(4) 市役所の協働化を進めます。 3 2 0 5
(5) 成果を共有し、協働意識の醸成を進めます。 2 3 1 4
  • 5つのグループ全てで「重要度が高い」と回答されたのは「(1)人材、団体を育成し、活動を支援します」だった。
  • 5つのグループ全てで「満足度が低い」と回答されたのは「(4)市役所の協働化を進めます」でした。全体的に満足度に対する評価は低かったが、当日の参加者の発言から、必ずしも現状や施策に対する不満を表したものではなく、「改善の余地がある」との意見が反映された結果であることが確認されています。

次に、新たに策定される協働推進計画への提案を確認しました。参加者には現行計画の総括・評価に縛られ過ぎず、大きな夢や理想を含めて考えていただくことをお願いしました。参加者から挙げられた提案は、以下のとおりです。
※記載された内容により、ESD・市民協働推進センターで文章を補足(編集)しています。
※具体的な提案以外のコメントは割愛しています。

基本方針 施策案または改善案
1 人材、団体を育成し、活動を支援します。
  • 市民が協働に参加するうえでのインセンティブ(動機づけ)を用意する。
  • 親子で参加できる研修(多世代を対象とした研修)を増やす。
  • 県、国際交流センターなど、同じような研修を企画・実施している主体との協働を進める。
  • 出前式(ニーズがあった場所、時間に合わせた)講座の実施
  • 若い人向けかつ短時間の研修。
  • 小さいころから地域と関わるきっかけをつくる。
2 多様な主体のつながりの場を創出します。
  • ニーズ調査の結果をより多くの主体と共有する。
3 情報の発信と共有を進めます。
  • 協働に有益な情報を得られるだけでなく、協働の実践者が知見をフィードバックできるシステムをつくる。
  • インスタグラムを有効に活用する。
4 市役所の協働化を進めます。
  • 各部署からの提案または協働の取組を促すため、数値目標をつくる。
  • 地域活動を伴走支援する。(地域担当職員)
  • 協働推進員を関係部署あたり2名に増やす。
5 成果を共有し、協働意識の醸成を進めます。
  • 市民協働に関する行事の参加者が口コミを投稿できる(情報が蓄積され、誰でも閲覧できる)媒体をつくる。

最後に各グループがそれぞれに協議した結果を全体に発表してワークショップを終了し、事務連絡の後、フォーラムを閉会しました。

4.実績・アンケート結果

人数/内訳 NPO 地域 企業 学校 行政 その他
参加人数(スタッフ除く) 26人 6 6 2 2 8 2

 

参加者満足度 75点/100点

その他のアンケート結果など

指標 結果 達成率
協働推進計画への理解は深まったか(5段階評価) 3.9 -
今後も協働推進計画の策定に参加したいと思うか(〃) 4.1 -
ワークショップの進め方や時間配分は適切であったか(〃) 3.8 -
あなたの意見はワークショップの成果に反映されたか(〃) 3.6 -

担当者所感

マスクを着け、また通常より座席間隔を広くとった環境でのワークショップとなりましたが、参加者の積極的な姿勢と協働推進員のサポートによって、熱のこもった協議が行われ、多くの意見、提案を得ることができました。
特に、数値にはあらわれないエピソードや市民の満足度を確認できたことは非常に有意義であり、これから協働推進委員会によって本格的に進められる新たな計画の策定に生かされることが期待しています。
今後もフォーラムやパブリックコメントなどの機会が予定していますので、今回参加できなかった皆様にも計画策定の動向に関心をお寄せいただきたいと思います。

 

ESD・市民協働推進センターの紹介

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