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YOUTH CHALLENGE その8【中国学園大学 子ども学部】

更新日:2018年09月14日

社会のため、未来のために活躍する「若い力」に注目し、そのチャレンジを紹介するコーナー「YOUTH CHALLENGE」。今回は、「中国学園大学 子ども学部」が取り組む、巨大な桃を使ったまちづくりについてご紹介します。
※なお、内容は取材当時のものです。

「桃太郎」の大きな桃が現実に!

昔話から飛び出してきたかのような「大きな桃」が、岡山城天守閣前に登場しました。
2018年、「『桃太郎伝説』の生まれたまち おかやま」が日本遺産に登録されたことを記念し、8月1日(水曜日)から9日(木曜日)の期間限定で設置されたものです。
さて、この桃はどのように岡山城へやってきたのでしょうか。

桃の庭ライトアップイベント「烏城灯源郷」に登場した「桃の庭」


遠くからでも目を引くこの大きな桃を設置したのは、川へ洗濯に行ったおばあさんではなく、中国学園大学 子ども学部の学生たち。直径5メートルにも及ぶ桃の実からライトアップの仕掛けまで、すべて手作業で作りあげたといいます。今回は、その制作過程についてお話をうかがいました。

大きな桃ができるまで

桃イラストオブジェの制作が始まったのは、2017年春のこと。
「子ども学部として、子どもたちの想像を現実にできるような企画を」と、岡山のシンボル・桃太郎を活かしたまちづくりについてゼミでアイディアを出し合うなか、考え付いたのが大きな桃の制作でした。
岡山市が実施する「学生まちづくりチャレンジ事業」の助成金を活用して、素材等を購入。型紙から手作りし、およそ半年かけて完成させました。

桃の果肉部分に使用しているのは、軽さと強度を兼ね備えたパラシュート用のナイロン生地。のこぎりで裁断した発泡スチロールを土台にし、内部に取り付けた送風機で膨らませる仕組みです。最も苦労したのは、8メートルにも及ぶ果肉部分の生地15枚をミシンで縫い合わせる工程。ゼミのメンバー8名で協力しても、約1か月を要したといいます。

「制作は大変でしたが、目立たせるために大きさにはこだわりました」とメンバーの皆さん。「見た人を驚かせたいという気持ちで作っています。」

 

旭川に浮かんだ桃旭川支流に浮かんだ桃

完成した桃は、2017年末、後楽園の東側を流れる旭川支流の水上に浮かべて初披露となりました。昔話の一場面を想起させる光景に、多くの人が見物に訪れ、写真撮影等を楽しんだとのこと。

「『何あれ?』と自然と人が集まってきてくれて、苦労が報われました」と、メンバーも達成感を感じているようでした。

ライトアップに向けた試験点灯

2018年7月17日(火曜日)、岡山城でのライトアップに向けて、大学内の音楽ホールにて、桃オブジェの試験点灯が行われました。岡山城での夜間展示に使う機材の動作や、当日の役割分担を確認しました。
直径5メートルもある桃は、膨らませるにも一苦労。風向きを調整したり、生地を手で支えたりしながら、丸い桃を形作っていきます。

 

試験点灯の様子1桃が膨らむには1時間弱かかる

試験点灯の様子2桃らしい形になるよう調整しながら送風

 

桃色の灯りは、内部に取り付けた電球の光の色をアプリで調整して表現します。また、今回は新たな取り組みとして、桃太郎が桃から生まれる前の場面をイメージしたオブジェへの映像の投影を企画。近くに設置したビデオカメラで撮影した人の顔を桃に映し出すことで、まるで桃の中に入っているような気分が味わえる仕組みです。

プロジェクター投影で、桃の中に人がいるみたい!


岡山城での展示に向けて、意気込みを聞いてみました。
「岡山を象徴するお城と桃太郎のコラボ。岡山らしさを存分に感じてもらえればと思います」とリーダーの小西さん。「SNSへの写真投稿などを通じて、岡山のPRにつながればうれしいです。内山下幼稚園で制作した行灯も出展されるので、地元の子どもたちにも楽しんでもらいたいですね。」

大きな桃で岡山を元気に!

8月1日(水曜日)、いよいよ岡山城での展示の初日。まだ明るいうちから準備を始め、桃の形がきれいに見えるように微調整を繰り返します。オブジェの設営はもちろん、映像の投影、来場者への対応も、交代しながら前9日間すべて学生が担当。トラブルは起こらないか、興味を持ってもらえるか、ドキドキしながら日没を待ちます。

当日準備の様子
当日設営の様子

 

記念撮影を楽しむ人写真撮影を楽しむ来場者

日が落ちてくると、淡いピンク色の桃が岡山城前にきれいに浮かび上がりました。
「実際に夜ライトアップしている場面は自分でも初めて見たのですが、桃色がきれいに映えていてひと安心」と小西さん。
日没とともに増え始めた来場者も、「何をやっているの? 」と学生に声をかけるなど、大きな桃に興味津々の様子です。

 

関東から旅行で岡山を訪れた親子連れは、「大きくてびっくり。中に入って遊んでみたい」「半分に割れて、桃太郎が出てきそう」と話しながら、記念撮影を楽しんでいました。

 

「楽しんでくれる人の顔を見ると、準備の疲れが吹き飛びました」と小西さん。「観光客や地元の方に喜んでいただくことで、大きな桃が岡山の元気に少しでも貢献できればうれしいですね。」

10月には、再び旭川に桃を浮かべるイベントも計画中なのだとか。次はどんな桃が流れてくるのか、今後も目が離せません。

2018年の展示(予定)

・2018年10月8日(月曜日)秋のおかやま桃太郎まつり:旭川に浮かべる企画
・2018年11月10日(土曜日)・11日(日曜日)おかやまマラソン:シティライトスタジアム横に展示

 

 

大きな桃に学生さんたちのアイデアがぎっしりつまっているね!

なお、「YOUTH CHALLENGE」では、「取材にきてほしい!!」という若者の取組を募集中です。
希望される方はお問い合わせフォームより、団体名、活動の内容を添えてご連絡ください!


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