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YOUTH CHALLENGE その6【第47回岡山春の子どもまつり実行委員会】

更新日:2017年08月16日

社会のため、未来のために活躍する「若い力」に注目し、そのチャレンジを紹介するコーナー 「YOUTH CHALLENGE」。今回は、子どもたちの笑顔が大好きな「第47回岡山春の子どもまつり実行委員会」にお話しを伺ってきました。
※なお、内容は取材当時のものです。

「岡山春の子どもまつり」とは?

岡山春の子どもまつりは、岡山県内の大学・短大の児童文化系サークルが合同で実行委員会をつくり、手づくりで開催する子ども向けイベントです。岡山県総合グラウンド内のスポーツの森広場で行われ、毎年300名もの親子が集まります。パズルゲームやブーメラン、さかなつりゲームに障害物タイムレースなど、学生が出し物を考え、それぞれのコーナーで子どもたちを迎えます。

 

2017年5月27日(土曜日)に開催された、「第47回岡山春の子どもまつり」に遊びに行ってきました!

取材するのっぷ

良く晴れた当日の様子
当日は天気にも恵まれ、イベント日和!

 

「岡山春の子どもまつり」のこだわりは、「手づくり」。
組み合わせてイラストを完成させるジグソーパズル、障害物タイムレースのコースなど、出し物に使う道具は、ダンボールやビニール紐などを駆使して、学生がすべて手づくりしています。それだけでなく、案内のチラシ、会場入口の大きな看板やプログラム、ゴミ箱、寸劇に使う衣装も、すべて手づくり。手書きの文字にかわいいイラスト。同じ絵でも作り手によって微妙に違い、それぞれが心をこめて作ったことが伝わって、あたたかい雰囲気が会場全体にただよっています。

手づくりのタイムレースとパズル
元気に遊ぶ子どもたち


イベントは、浦島太郎をもじった寸劇で幕を開けます。竜宮城の案内と称して、各サークルの出し物を紹介。子どもたちは、興味のあるコーナーに散らばり、思い思いに遊びます。障害物タイムレースに何回も挑戦したり、広い芝生でブーメランを投げたり、会場は子どもたちの元気な声でとても賑やか。自由に遊ぶのが基本ですが、子どもたちが飽きてしまわないよう、途中全員で「じゃんけん列車」を行うなど、構成にも気を配っています。

人間アーチ人間アーチでお見送り


最後は、参加者、学生全員でダンスを踊り、学生が人間アーチを作って子どもたちをお見送り。「またね」と声をかけたり、ハイタッチをしたり、学生も子どもたちも、みんな笑顔で幕を閉じました。

 

クローバー 参加した子どもの声: タイムレースで新記録が出てうれしかった!

クローバー 保護者の声: チラシを見て来ました。子どもたちが楽しんでいるようで良かったです。

 

いろいろな大学・短大が一緒につくりだす面白み

この実行委員会に参加しているのは、岡山大学、岡山理科大学、就実大学、川崎医療福祉大学、川崎医療短期大学の児童文化系サークルです。それぞれの力を結集して、会場準備や宣伝、当日の運営まで、学生だけで行っています。

5つのサークルが一斉に集う日は限られているため、実行委員会では次回までに各サークルでしてくる宿題が出されます。宿題を持ち寄り、各サークルから出た案について話し合い、ひとつひとつ決めていくことで、子どもまつりは徐々に形づくられていきます。
紙で作るものが得意だったり、大胆な遊びが得意だったり、それぞれのサークルにそれぞれの個性があります。ひとつのサークルでは出なかったアイデアに出会えることが、合同で実施する面白みを生んでいるのだそうです。

先輩から後輩へ引き継ぐ伝統

岡山春の子どもまつりは、2017年春で47回目を迎えた伝統あるイベントです。(つまり今年でナント47年目!?)
県内の大学・短大がいっしょに実行委員会をつくり、中心を務めるのは、毎年岡山大学児童文化部。普段は、集団遊びを中心とした活動、人形劇を中心とした活動、というような「グループ」に分かれて活動している部員も、子どもまつりでは全員が力を集結します。

葉 第47回春の子どもまつり実行委員長の那須さんにお話を聞きました

「大学に入って、ボランティアをしてみようかな」と入部した那須さん。先輩から第47回の実行委員長に指名されたのは、2年前でした。
「最初はピンとこなかった」という那須さんですが、準備が本格化すると、その大変さが身に染みてきたといいます。「実行委員長は、毎回の実行委員会の資料作成、各サークルへの連絡から県や市の教育委員会への後援申請、会場の岡山県総合グラウンドとの連絡など、やることが非常に多いんです」

違う大学・短大でそれぞれの活動をこなす実行委員会メンバーを集めるのにも一苦労。実行委員が出席できない時は代理の方にお願いしていますが、ちゃんとフォローができているのか心配になることも。それでも、「毎年続けていくことに意義がある」とファイルいっぱいの引継ぎ書類を見せてくれました。実行委員長を務め上げた那須さん。先輩たちが作り上げた伝統を守ろうという気持ちが、モチベーションアップに繋がったのです。

 

より良いイベント作りに向けて

イベント実施から2週間が経過した2017年6月10日(土曜日)、岡山大学文化系サークル棟では春の子どもまつりの反省会が行われていました。ゴザを敷いた集会室の床面に座って行う会議。この日は、毎年秋に岡山市が行う「わくわく子どもまつり」に参加するための第1回実行委員会も兼ねています。初めて顔を合わせるメンバーもいて、緊張感がただよいます。

反省会の様子
当日をふり返り、意見を出し合う


たくさんの子どもたちに出会えた子どもまつりに大満足しているかと思いきや、「子どもが裸足になったとき、地面に物が置いてあって危ない場面があった」など、実行委員から反省点もきちんと挙げられました。こうした積み重ねが次回に活かされて、より良いイベントとなっていくのです。

葉 メンバーにお話を聞きました

反省会に集まったメンバーに、活動への思いや、今回学んだことを聞いてみました。

「実習なども多く、準備の時間を作るのは正直大変です。でも、それ以上にこの活動を通して子どもの笑顔にふれ合えることがうれしいんです」と話すのは、サークル活動の引退を間近に控えた大学3回生。「もっと時間をかけられたら、もっともっと子どもたちに喜んでもらえたと思うのですが…」とても名残惜しそうに活動を振り返っていました。

児童文化系サークルということもあり、メンバーの中には教育系の学部に所属している人もいます。「大学での学びを活かせる場になっていますか?」の問いかけには「図工や体育などについて大学で学んだことは、子どもまつりのブース運営を考える時にとても活きています」との答え。さらに、「小さな子どもが対象なので、安全面については先の先まで考えるし、本当に喜んでもらうには機転を利かせることも大切だと学びました」。実体験を通じて、大学で学んだことをさらに深く理解する機会にもなっているようです。

 

子どもの笑顔でオールOK

「準備中は子どもたちに会えないので苦しいこともありますが、当日、自分たちが作り上げたもので子どもたちが楽しんでくれているのを見ると、私たちも本当にうれしいんです」という那須さん。他のメンバーも、「子どもたちの笑顔が最高の癒し」と口をそろえます。

伝統を継承し、笑顔あふれるイベントを作り上げた那須さんから、バトンは次の世代へ。 次回子どもまつり副実行委員長、牧野さんに意気込みを聞いてみました。「子どもたちだけでなく、自分たちも楽しみたいです」。主催する学生側もイベントに楽しんで参加することが重要だと牧野さんは言います。「自分たちが楽しそうにしていることが、子どもたちの笑顔に繋がると思うので」とのこと。
やはり、目標は「子どもたちの笑顔」でした。

「子どもの笑顔が好き」という思いにあふれたあたたかな学生たち。
子どもまつりは、これからもこんな学生に支えられ、引き継がれていきます。

5大学の集合写真
実行委員会メンバーのみなさん

 

手づくりにこだわったイベントを学生が作り上げていることがすごいよね。
これからの子どもまつりも楽しみだなぁ!

 

なお、「YOUTH CHALLENGE」では、「取材にきてほしい!!」という若者の取組を募集中です。
希望される方はお問い合わせフォームより、団体名、活動の内容を添えてご連絡ください!


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