このページの本文へ移動

#156 子どもたちに伝えたい防災のこと

公開開始日:2021年03月09日

 

きかせてぽっけ

このコーナーでは、子育てに関するいろいろなアドバイスや経験談をご紹介しています。
専門家や子育ての先輩たちの声をきいて、明るく、楽しく、子育てしましょう。
みんながあなたを応援していますよ!

子ども防災ネットワークおかやま 大束 光さん

子ども防災ネットワークおかやまとは

2011年3月11日に発生した東日本大震災後、多くの子どもたちの命を救った釜石市の取り組みや、「つなみてんでんこ(注)」という言葉が取りざたされたことを、ご記憶の方も多いと思います。それは、子どもたちが自然の脅威に直面した時に必要な「自らを守るための知恵」を、わかりやすく、くりかえし、くりかえし伝え、学ぶ場がその土地にあったということでもありました。

(注)三陸地方に伝わる言葉で、「津波が発生したら一刻も早くめいめいが逃げろ」の意。自分の命は自分で守る、自分ばかりが逃げても批判しないという不文律でもある。

イラスト岡山も、百年、千年単位で振り返ってみれば、決して他人事ではない。しかし、そのことを、震災の記憶が薄れ行く中でも将来にわたって伝えていくにはどうしたらよいか…。

そのための仕組みを地域の中で、地域のみなさんと一緒につくりあげていくことの必要性を感じて、私たち、「子ども防災ネットワークおかやま」の活動は、2011年10月にはじまりました。

 

自然災害の少ないと言われる岡山においても、2018年7月には倉敷市真備町をはじめ多くの地域で被害が発生しました。私たちは、子どもたちにそれを伝え、防災について家庭で考える機会にするとともに、子どもたちが自然の脅威の前でも自らの力で考え行動し、希望を失わず生きていく知恵を持てるように、さまざまなアプローチから活動を進めていきたいと思います。

特に、防災教育を幼児期から始めることは、子どもたちのその後の人生にとっても意義深く、重要であると言えます。危機管理アドバイザーの国崎信江先生の監修のもと、むやみに災害時の恐怖心を植えつけることなく、楽しみながら「自分の体を守る」ことを体で感じ、体得できるよう「防災体験プログラム」を策定し、県内の幼稚園・保育園のご希望に応じて出前授業を実施しています。

私たち、「子ども防災ネットワークおかやま」は、岡山でこのような活動の輪が広がることを期待するとともに、被災地の一日も早い復興を応援しています。

子ども防災ネットワークおかやま 事務局 大束 光さん

プロフィール

こくみん共済 coop 岡山推進本部 勤務(防災士・CFP)
「子育ては大変ですが、地域の中で、共に楽しみましょう。」