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#130 「良いお産」ってなんだろう?

公開開始日:2019年02月01日

 

きかせてぽっけ

このコーナーでは、子育てに関するいろいろなアドバイスや経験談をご紹介しています。
専門家や子育ての先輩たちの声をきいて、明るく、楽しく、子育てしましょう。
みんながあなたを応援していますよ!

助産師 安田洋実

産前産後ステーションでは、産前産後のパパやママが安心して妊娠・出産・育児について相談できる場所として、様々なお悩みや相談に応じています。今回は、「お産」についてお話したいと思います。
 

「良いお産」ってなんだろう?

妊婦さん

経腟分娩や帝王切開、無痛分娩など出産にはいろんな形がありますね。産前産後ステーション(さんさんステーション)では、保健師や助産師などの専門職が、お産にまつわるいろいろな相談をお受けしています。

出産を経験したお母さんの中には、自分の思い描いていた出産が出来なかったことについて、自分を責め、ブルーな気持ちになってしまうことがあります。しかし、出産は、経験する痛みの強さや、出産までにかかった時間の長さで優劣がつくものではありません。赤ちゃんを産み育てている、今のあなた自身が素晴らしく、そこには正解も不正解も、良いも悪いもないのです。


「良いお産」とは、赤ちゃんが生まれてきてくれた時に、お母さん自身で判断をしていいのです。それは、出産までに素敵な経験や思い出を積み重ねて、これから初めて経験できる事柄にわくわくすることで実感できるのではないでしょうか。

 

今しかできない経験

妊娠や出産に対して「怖い」「大変そう」といったイメージを持っている方もたくさんいらっしゃいます。確かに、妊娠前と全く同じ生活を送ることは難しいです。しかし、これからは赤ちゃんがいることでできる、新しい経験や発見があるのです。赤ちゃんと出会えることも大きな喜びであり、赤ちゃんが成長するにつれて発見できる喜びもたくさんあるはずです。


また、おなかの中に赤ちゃんがいる方は、ぜひ赤ちゃんとの会話を楽しんでほしいと思います。何を話していいか分からないという場合は、例えばスーパーに行ったとき「りんごとみかん、どっちが食べたい?」と心の中で赤ちゃんに聞いてみるのです。するとなんとなく、リンゴが食べたくなるかもしれません。こっちかな?と思ったら、それが赤ちゃんからの答えかもしれません。妊娠中は、食べ物や生活習慣に気を張りますが、「赤ちゃんがこう思ってるなら」と考えると、少し肩の力がぬけますよね。


妊娠中にしかできない、出産でしか体験できないことをぜひ楽しんでください。

 

お父さんへ

家族3人妊娠や出産はお母さんだけでは乗り切れません。お父さんにできることはなんでしょう?それは、お母さんが笑顔になれるようにサポートすることではないでしょうか。ねぎらいの言葉をかけることであったり、家事や育児を手伝うことだったり様々です。


妊娠や出産を経験すると今までの生活に制約がかかり、「今までできていたことができない」「うまくやりたいのにできない」といった思いから、イライラしてしまう時もあります。そんな様子が見てとれたら、まず「大変だったね」や「ありがとう」といった言葉をかけてあげてくださいね。

 

最後に

お母さんの中には、様々な事情があり、サポートしてくれる人がいない場合もあるかと思います。そんな時は、あなたの近くにいる助産師を、どうぞ頼って下さいね。


ある産婦人科の先生によると「赤ちゃんは、自分でお母さんを選んで生まれてきた」と話すお子さんがいるそうです。私自身、その話を聞いたとき、親として未熟な自分自身を受け入れることが出来たように思います。出産は、ゴールではなく、育児の始まりです。妊娠中から、赤ちゃんと一緒に、今しかできないことをたくさん経験して、たくさんの思い出をつくっていきましょう!



助産師 安田洋実

産前産後ステーション岡山市の産前産後ステーションに在籍する助産師です。

岡山市の産前産後ステーションは、H30年度より各保健センター内にも開設されました。
お住まいの近くのステーションへ、ぜひ気軽にお立ち寄りください♪

ひよこ産前産後ステーション

 

 

 

 

 

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