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#11 娘に教えられた家族のパワー

公開開始日:2012年10月10日

 

きかせてぽっけ

このコーナーでは、子育てに関するいろいろなアドバイスや経験談をご紹介しています。
専門家や子育ての先輩たちの声をきいて、明るく、楽しく、子育てしましょう。
みんながあなたを応援していますよ!

岡山市東区 I・H

突然の出来事

7月の始め、下の娘が入院するという事件が起こりました。病室で娘を見守る家族のイラスト
ある暑い日の夕方のことでした。
食事をしていると急に大声で泣き出し、次の瞬間呼吸が止まったのです。
呼吸はすぐに戻りましたが、安静にしようと寝かせてしばらくすると、今度はけいれんを起こしました。

突然のことに気が動転しました。
死んでしまうのではないか・・・と体が震えました。
すぐに病院に駆け込み、そのまま入院しましたが、40度近い熱がなかなか下がらず、けいれんがたびたび起こりました。

小さな体に何本もの点滴を付け、苦しそうに息をする娘の姿を見ていると、「代われるものなら代わってやりたい」と胸を締め付けられる思いでした。
妻は「この子と一緒にいたいから」と、仕事を休んで付き添っていましたが、心労で疲れ果てているのが痛いほどよくわかりました。
 

娘のひとこと

そんな時、勇気をくれたのは上の娘の言葉でした。娘は病院の待合で私の目をじっと見ながら、「はーちゃんは大丈夫だよ。わたしにはわかるよ。」と笑顔で私に言ってくれたのです。
涙が止まりませんでした。
それまで上の娘は、妹ができてうれしい反面、まだまだ甘えたいという感じでした。
その娘から「妹の生きる力を信じなさい」と教えられたのです。

そして10日後、熱も下がり容体が安定して、ようやく退院することができました。

家に帰ってからも、食が細くて体重が増えず、思うような成長がみられませんでした。
私たちの両親も大変心配して、毎日のように電話をかけてきました。
私も妻も気がかりでしたが、あの時の上の娘の言葉を思い出して、「よし!よその子と比べちゃダメだ!発育のスピードはそれぞれ違うんだから、焦らずにこの子を信じよう!」と心に決めました。
そして今、下の娘はすこしずつですが、成長した姿をみせてくれています。
 

家族のパワー

こんな事があって、以前よりも、家族を想う気持ち、子どもがいてくれる幸せ、信じあう大切さを強く実感しています。そして、改めて家族は支え、支えられて成長していくものだと気付かされました。

私たち家族にとって、この夏の出来事は「家族のパワー」を再認識できた、かけがえのないものになりました。

 

 

I・H(イニシャル)

I・Hさんの写真岡山市東区在住の会社員。
3歳と1歳のおんなの子のアラフォーパパ。
自他ともに認めるイクメンです!

 

 

 

 

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