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#117 虫からの脱皮

公開開始日:2018年01月29日

 

きかせてぽっけ

このコーナーでは、子育てに関するいろいろなアドバイスや経験談をご紹介しています。
専門家や子育ての先輩たちの声をきいて、明るく、楽しく、子育てしましょう。
みんながあなたを応援していますよ!

岡山市中区在住 R.O 

お父さんは虫

「お父さんは昔、虫だったんだよね。」
長女が5歳の頃、私に問いかけた言葉です。
 
毎晩遅くまで残業し、休日も出勤する日が多かった私は、長女が生まれてからも、家事・育児の一切を妻に頼り切りでした。
妻が育休から復帰した後も、その生活は変わらず、私は自分の風呂と着替えのためだけに帰宅し、子どもの寝顔を拝むことが日課になっていました。
妻もフルタイムで勤務をしており、車の中で長女に朝食を食べさせ、朝一番に保育園に送り出し、お迎えの時も先生と一人で残っている長女を20時過ぎの延長時間ギリギリに駆け込んでピックアップするような生活でした。
 
そんな生活を続けてきた結果でしょうか。
長女の爪に白い斑点ができたとき、皮膚科の先生から“愛情不足”と指摘されたこともありました。
当然、夫婦関係もギクシャクし、些細なことでも喧嘩をする日々が続いていたある日、家のことを何もしない私に妻が言い放った言葉が「あなたはこの家の寄生虫ね。」でした。
 

虫からの脱皮

長女が4歳の時、長男が生まれました。
 
長女の育児に一切関わってこなかった私は、また同じことを繰り返していいのだろうかと自問自答していました。

イラスト

妻の2度目の育休中は、比較的穏やかな生活が続いていましたが、育休から復帰すれば、上述のような生活に戻ることが容易に想像できたからです。
また、子どもの成長はあっという間で、二度とないその貴重な時間に関わる機会を逃していると考えたとき、自分は人生の大きな楽しみを失っていると気がつきました。
 
奇しくも、ワーク・ライフ・バランスやらイクメンやらと男性の育児・家事参加などの言葉が巷でも聞かれるようになっていた頃であり、多忙な部署から異動になったことも重なり、私は保育園の送迎、夕飯の支度、洗濯、子どもとの入浴や寝かしつけを担当するようになりました。

現在、長女は小学3年生、長男は5歳。
野菜が⾼騰し、昼休み中の料理アプリとの献立相談が欠かせない日々が続いていますが、家族の会話は増え、毎日充実した日々を送っています。
(些細な夫婦喧嘩は減る気配すらしないですが・・・)
 子どもたちからのメッセージ
 
最後に、イクボス宣言をしている上司や育児に理解を示してくれている同僚に感謝の意を申し上げ、結びの言葉としたいと思います。
 
 

R.O(イニシャル)

R.Oさん岡山市中区在住
小学3年生の女の子と5歳の男の子のパパ

 

 

 

 

 

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