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#111 スマホとの上手な付き合い方~スマホ育児~

公開開始日:2017年06月15日

 

きかせてぽっけ

このコーナーでは、子育てに関するいろいろなアドバイスや経験談をご紹介しています。
専門家や子育ての先輩たちの声をきいて、明るく、楽しく、子育てしましょう。
みんながあなたを応援していますよ!

岡山県青少年健全育成促進アドバイザー 筒井愛知 

幼稚園や保育園などからの、ネットトラブルの講演会のご依頼が増えています。
乳幼児期にスマホを貸し与える、いわゆる「スマホ育児」に関心が集まっているからです。
 
子どもは、大人が触っていると強く興味を示します。
実際にスマホを渡すと、一見「あんなに夢中で楽しそう…」。
でもそこには、色々な弊害があるのです。
 

「スマホ育児」の影響とは?

1 依存すると発育が遅れる可能性がある
年齢に応じたいろいろなアプリが開発されていますよね。
でもスマホやタブレットでできることは、触れたり撫でたりすることだけです。
持つ、握る、ひねるなどのさまざまな動作は、アプリでは体験できません。
 
2 子どもが不用意に使う
ロックの解除や動画アプリの起動など、「使いこなして」いるように見えます。
でも中には、不適切なサイトを見てしまったり、知らずにオークションで落札してしまったりするなど、トラブルも増えています。
子どもの手が届くところには置いておかない方が良いでしょう。イラスト
 
3 お子さんと目を合わせる時間が減る(スマホネグレクト)
お子さんから目を離してスマホに夢中…
子どもの目を見ずに、子どもの様子をスマホで写真に収めようとしがち…
昨年は「ママのスマホになりたい」という絵本も話題になりました。
悪気はなくても、お子さんにしてみたら疎外感を感じてしまうことも。
 
4 会話が減り「言葉の貯金」の機会が減る
身近な人が直接話しかけてくれる言葉をたくさん聞いて、それを頭の中に少しずつ蓄積していく乳幼児期。
でも家庭の中での会話が減ることで、子どもが言葉を聞いたり覚えたりする場面も減ります。
何でもないようなことでも言葉をかけてあげてくださいね。
 
5 愛着形成に悪影響を及ぼす可能性がある
脅かすアプリでお子さんをおとなしくさせる方がいらっしゃいます。
簡単に言うことを聞いてくれるのでつい使ってしまいますよね。
でも、親は自分を無条件で守ってくれるはずの存在。
そんな親に怖いアプリを見せられたら…
親への愛着形成がキチンとされなくなってしまうかもしれません。
 

直接体験をたくさんしよう

子どもの将来を考えた時に、本当に必要なのは直接の体験です。
日本小児科医会も「スマホを置いてふれあい遊びを」と呼びかけています。
今一度スマホの使い方を考えてみませんか?
 
 
 

筒井愛知(つついよしとも)

筒井さん

1998年より、大学や高校の非常勤講師をするかたわら、おかやまプレーパークでのNPO活動や、若者の居場所づくり、小学校への天体観測の出前、幼稚園へのダンボール遊びの出前など、直接体験や遊びの重要性を楽しく伝える。

ネットトラブルなどの講演会は12年前に開始。
県内外で750回以上実施。筒井愛知のサイト

岡山県青少年健全育成促進アドバイザーの他、人権教育推進委員、ネットサポーター養成講座講師、こどもの人権サポーターなども務める。
岡山県のサイト「ケータイ・スマホの正しい使い方」の監修も務める。

趣味は「ダンス」!! 

 

 

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