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#105 「音」ではぐくむ子どもの成長

公開開始日:2016年12月15日

 

きかせてぽっけ

このコーナーでは、子育てに関するいろいろなアドバイスや経験談をご紹介しています。
専門家や子育ての先輩たちの声をきいて、明るく、楽しく、子育てしましょう。
みんながあなたを応援していますよ!

ひとみ音楽教室 人見惠子 

「音楽」とはまさに音を楽しむこと

みなさんは、子どもに「音楽を教える・伝える」と聞くとどのようなことを想像しますか?
楽器を演奏する、歌をうたう、リトミック…、音楽にまつわることはたくさんありますよね。
中には子どもに音楽に親しませたいと思っていても、「私は音痴だから…」とか「楽譜が読めないから…」など、少し苦手意識を持つ方もいらっしゃるかもしれません。
 でも、「音楽」って日常生活のそこかしこにあふれているんです。
 
例えば、赤ちゃんが最初に触れる音って何だと思いますか?
お母さんのお腹の中で聞こえるドクッドクッという母の心音です。鼓動というリズムにも初めて出会います。
 
また、お母さんやお父さんの声かけもひとつの「音」ですよ。イラスト
「◯◯ちゃん」と発する言葉も、音階で表現できる音楽なんです。
子どもにとっての『音楽』の最初の先生は、お母さん・お父さんなのかもしれませんね。
 
ほかにも、雨が地面を打ち付ける音、料理がグツグツと煮立っている音、廊下をパタパタと走る音・・・
生活には「音」や「音楽」と切り離せない関係性があると感じられますよね。
 
私は、音楽は身体全体で感じるものだと思います。
音を聴き、音を発し、音を目で追い、音に触れて、全身で感じて・・・
五感の発達は脳に刺激を与え、成長の手助けをしてくれます。
情緒や表現力が身につき、人と合わせることで協調性も生まれてくることでしょう。
 

五感を刺激する万能音楽「わらべうた」

音楽が苦手だな…と思っている方には、「わらべうた」がぴったりです。
幼い頃、誰に教えてもらったかははっきり覚えていないけど、意外と歌えてしまう方も多いのではないでしょうか?
「あんたがったどこさ~♪」などフレーズを聞くと、すぐに思い出せますよね。

わらべうたは、ゆったりとしたリズムの中で、ふれあいながら優しい言葉で歌いかけられる日本ならではのステキな音楽です。
言葉を覚えたり、イントネーションを感じたり、振り付けの中で指の動きや身体の使い方を学ぶこともできます。
そして、お母さん・お父さんの声で紡がれるメロディーに、子どもはとても安らぎや穏やかさを感じ、愛されていると実感することができるでしょう。
 

音楽には特別な何かが必要ということはありません。
みなさんの声や手、身近なもので絆を紡ぐことができる、とても身近で便利なコミュニケーションツールです。
みなさんの子育てにもぜひ活用してみてくださいね!
 
 
 

人見惠子(ひとみけいこ)

人見さん

  • 「ひとみ音楽教室」 主宰
  • 日本音楽療法学会 会員
  • 生涯学習1級インストラクター
  • 一般財団法人社会通信教育協会認定「まなびの達人・あそびの達人」

小さな子どもからお年寄りまで、楽しく音楽にふれあう機会を提供しています。
障害者支援施設などでのボランティア演奏活動もしています。

 

 

 

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