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子どものアレルギーを防ごう!~生活空間の衛生管理~

公開開始日:2016年06月10日

近年、ぜんそくやアレルギー性鼻炎などのアレルギー症状に悩む子どもが増えています。
アレルギーの原因となるものをアレルゲンと呼びますが、みなさんの生活空間にもアレルゲンが潜んでいます。
生活空間の衛生管理を行い、アレルゲンをできるだけ子どものまわりから取り除き、予防や症状緩和のための対策を各家庭で取りましょう。
普段の家事をちょっと見直すことでできる対策がたくさんありますので、各家庭の状況に合わせて参考にしてくださいね。

アレルゲンの代表格~ハウスダストってなに??~

ダニハウスダストとは、ダニの死がいやフン、衣類などの繊維クズ、ペットのフケ、花粉、カビなど、さまざまな室内塵のことです。
ハウスダストは空気中に舞い上がりやすく、体の中に入るとアレルギー症状を引き起こすことがあります。
中でもダニのアレルギーは、子どものぜんそくの原因として高い割合を占めています。

おうちにひそむダニってこんなヤツ!


ダニ
●ぼくたちの仲間(ダニの種類)
コナヒョウヒダニ、ヤケヒョウヒダニ、イエダニ、フトツメダニ、ケナガコナダニ・・・仲間はいっぱいいるんだ。
●好きな場所
温度や湿度が高いところが大好き!
温度が20℃から30℃くらい、湿度が60%以上の場所はもう最高だね!
カーペットや畳、布団、ソファなどデコボコした隠れやすいところが気持ちよくて好きなんだ。
●嫌いな場所
フローリングなどツルツルしたところはあんまり好きじゃないよ。
●好きな食べもの
人の食べこぼしが大好物!人のフケやアカ、カビも好きだなぁ。
中には人の血を吸う仲間もいるんだ。
●ヒョウヒダニくんの得意技
ヒョウヒダニくんやその死がい・フンを人が吸い込むとアレルギー症状を誘発させちゃうんだ!
こんな場所にもひそんでいます!!
カーテン  ぬいぐるみ  車の中・チャイルドシート  掃除機のヘッドの裏側

カーテン

ぬいぐるみ

車の中・チャイルドシート

掃除機のヘッドの裏側

普段あまり洗うことのできない場所、食べこぼしや人のフケ・アカがつきやすい場所などはダニの温床になりやすいです。
ダニはどこにでも潜んでいるものと意識し、できるだけ子どもの身の回りにあるものを清潔に保つようにしましょう。

ダニなどのハウスダストを減らすには

掃除・洗濯・換気掃除・洗濯・換気が有効な手段です!
普段の家事の方法をちょっと見直したり、工夫することでハウスダストを減らすことができます。

 

 掃除のポイント

掃除機
掃除機掃除機のヘッドをゆっくりと動かすと効果的です。ゆっくりと動かすことで、奥に潜んでいるダニなどのハウスダストをしっかりと取り除くことができます。
掃除機をかけた後は、掃除機のヘッドの裏側にある吸込み口についたホコリなどもキレイに取り除きましょう。吸込み口が汚れたままだと、そこでダニが増殖したり、次に掃除した場所に、ダニを移してしまうことがあります。
掃除機をかけるときは、窓を開けて換気を行い、空気を入れ替えましょう。

カーペット
カーペットカーペットは、湿気がこもりやすく、ダニが好む環境が整っています。また、ダニはカーペットの毛の根元に潜み、卵を産みます。
ダニは、熱に弱く、熱い場所から逃げる性質がありますので、ホットカーペット等を敷いて加熱し、ダニが上に出てきたところを掃除機で吸い取るというのも良いでしょう。
また、ペットなどを飼われている場合には、抜け毛が絡みやすいので、粘着ローラーなどを活用しましょう。
定期的に天日干しや丸洗いができるとより有効です。

畳
畳畳には天然畳と化学畳があります。
一般的に天然畳の方がダニ等の生息率が高く、化学畳は比較的少ないと言われています。
掃除のときは、畳の目に沿って掃除機をかけたり、雑巾で乾拭きしたり、お湯につけた雑巾を絞って拭くと良いです。
また、可能であれば定期的に天日干しを行ったり、持ち上げて通気させるだけでも効果があります。

布団
布団は週1、2回程度、天日干しをすると効果的です。10時から14時の間に、1・2時間程度が目安です。
天日干しが難しい場合は、布団乾燥機を使用したり、マットレスを上げるなど敷きっぱなしにして、湿気がこもらないようにしましょう。布団干し
天日干しや布団乾燥機による乾燥を行った後は、掃除機をかけてダニを除去してください。
その際、布団に使用する掃除機のヘッドは布団専用のものをオススメします。
他の場所に使ったヘッドだと、新たにダニを布団につけてしまう可能性があります。

布団たたきや布団の上で跳びはねるのはやめましょう。
布団をたたいたり、上で跳びはねたりすると、布団の中のダニの死がいやフンを砕いて拡散させてしまうことになるからです。

また、押入れなどにしまう場合は、湿気対策としてすのこを下に敷いたり、湿気取りや脱酸素剤を活用しましょう。

フローリング
フローリングフローリングは比較的ダニが少ないですが、人の皮脂などがついたままにしているとそれをえさに繁殖する可能性があります。
フローリングはホコリが舞いやすいので、掃除機をかける前にあらかじめ吸着シートなどを使用すると良いです。
また、乾拭きだけではなく、定期的に水拭きをすることをオススメします。

 

洗濯のポイント
洗えるものは定期的に洗濯を行うと良いです。
丸洗いでのアレルゲンの除去率は90%と言われています。
枕カバーやシーツなどはもちろん、布団やカーテン、クッション、ぬいぐるみなど洗えるものは丸洗いしてしまいましょう。

換気のポイント 
換気は湿度をコントロールするのに有効です。
天気の良い日は、窓を開けて室内の空気の入れ替えを行いましょう。
窓は2か所開けるのがポイントです。入口と出口を作ることで、空気が流れる道筋ができます。部屋の対面2か所の窓を開ければ、よりよく換気ができます。換気扇などで空気を入れ替え、さらに扇風機を回して気流を作り出すことも効果的です。
ふすまや押入れも戸を開けて、時々換気をすると良いですよ。

 

生活空間を整えるために

ハウスダストなどは、ゼロにすることはできません。
各個人のアレルギー反応が出ない許容レベルにまで下げるということが大切です。
神経質になりすぎず、できる範囲でしんどくならない程度に、こまめな掃除・洗濯・換気を心がけましょう。

 

ぽっけ 

 

お問い合わせ

岡山市保健所 衛生課 環境衛生係

所在地: 岡山市北区鹿田町1-1-1 [地図

電話: 086-803-1258