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#97 「ワーク・ライフ・バランス」を大切に

公開開始日:2016年05月10日

 

きかせてぽっけ

このコーナーでは、子育てに関するいろいろなアドバイスや経験談をご紹介しています。
専門家や子育ての先輩たちの声をきいて、明るく、楽しく、子育てしましょう。
みんながあなたを応援していますよ!

岡山県立大学 保健福祉学部保健福祉学科子ども学専攻 教授 佐藤和順

近年、女性の社会進出は当たり前になっています。
イラスト国などの行政機関も「女性が輝く社会」と謳い、男女ともに働く環境になっています。
その反面、子育てに眼を向けると、未だにお母さんと子どもだけの「孤育て」になっているとも言われています。
 
このような状況を解消するためには、お父さんが積極的に子育てに参画することが大切だと思います。
(お父さんが難しければ、おじいちゃん・おばあちゃんでも良いですし、ママ友、子育て拠点のスタッフ、愛育委員など誰でも大丈夫です。話を聴いてくれる人がいることが、「孤育て」解消のヒントです。)
今どきのお父さんは機会があれば、子育てに積極的に参加したいと思っているようです。
きっとお父さんもお母さんも「ワーク・ライフ・バランス」を上手に調整することが可能な時代は近いはずです。
 
ただ、やはり父親の育児休暇制度はあっても日本では実際には使いづらいという意見も良く耳にします。
育児先進国でもあるスウェーデンでは、父親がベビーカーを押しているのは当たり前の光景です。
しかし、スウェーデンで調査をすると父親の子育て意識が、特に高いというわけでもありません。
“休みを取らなければいけない。その間、給与補償もある。”
つまり、男性も子育てをすべきだという制度がきちんとあり、それが社会に浸透しているからこそ、育児休暇をとってベビーカーを押しているのです。
日本も制度をきちんと整えて、使えるようにすることが必要です。
そうすれば社会の風潮もおのずと父親も子育てして当たり前ということになると思います。
 
男女関係なく、本人が働きたいときには一生懸命働く。
また、子育てに専念したいときには専念する。
そんな「個人が理想とする働き方が実現できる社会」になれば良いと思います。
 
 

佐藤和順(さとうかずゆき)

佐藤さん

  • 岡山県立大学保健福祉学部保健福祉学科子ども学専攻 教授
  • 岡山県子ども・子育て会議 会長

 

 

 

 

 

 

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