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#96 21番目の染色体

公開開始日:2016年04月26日

 

きかせてぽっけ

このコーナーでは、子育てに関するいろいろなアドバイスや経験談をご紹介しています。
専門家や子育ての先輩たちの声をきいて、明るく、楽しく、子育てしましょう。
みんながあなたを応援していますよ!

JDS(日本ダウン症協会)岡山支部 支部長 上地玲子

「赤ちゃん、お誕生おめでとう!」

まず、この言葉をご両親と赤ちゃんに贈りたいと思います。イラスト
待ちに待った赤ちゃんがダウン症であると告げられて、ご両親は驚きと不安でいっぱいかもしれません。
ご両親だけでなく、おじいちゃん・おばあちゃんや、ご家族の方々も同じ思いをされているかもしれません。
はじめは、この事実に動揺して、赤ちゃんをどう育てていけばよいのか、どう接していけばよいのか、わからなくなってしまうかもしれません。
でも、心配し過ぎないでください。
かつて、私たちもみなさんと同じような思いをし、不安な日々を過ごしてきました。
それでも、気がつくといつの間にか子どもの笑顔で、そんな悲しみや不安も忘れ去り、ゆっくりではあっても日々成長する姿に大きな喜びを感じながら、子育てを楽しんでいます。
そして、そんな姿を見てもらうことで、自然に周りの人たちの理解も得られるようになりました。
まず、ご両親が少しでも早く事実を受け入れ、まっすぐ赤ちゃんと向き合い、しっかりと抱きしめてあげてくださいね。 

子どもと一緒に、ゆっくり成長して

命の尊さ、人とのつながりの大切さ、そして子どもは限りない可能性を持っていること…
私たちは、ダウン症の赤ちゃんを育てていくうちに、たくさんのことに気づかされました。
家族に愛され、まわりの人に愛され、今では「この子がいるから笑顔になれる!」と思えるようになりました。
これから、いろいろな経験をする中で、今の何倍もの喜びを感じられる日がきっと来るはずですよ。

一緒に悩みを解決しましょう

同じ境遇の親に会うことで、今抱えている不安や悩みをひとつひとつ解決していくことができると思います。
また、同じ境遇の親と話すことで気持ちがスッと楽になることもあります。
私たちJDS(日本ダウン症協会)岡山支部では、専門知識を持った相談員がピアサポートを実施しています。
行政だけでは対応できない部分をサポートさせてもらいたいと願っています。悩みを抱え込まず、いつでも私たちに相談してくださいね!
 
 

上地玲子(かみじれいこ)

上地さん

  • JDS(日本ダウン症協会)岡山支部 支部長
  • 山陽学園大学 准教授
  • NPO法人FOT 専務理事
  • 岡山県教育委員会委員

 

 

 

 

 

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