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#79 子どもに「安心・自信・自由」をおくろう

公開開始日:2015年09月08日

 

きかせてぽっけ

このコーナーでは、子育てに関するいろいろなアドバイスや経験談をご紹介しています。
専門家や子育ての先輩たちの声をきいて、明るく、楽しく、子育てしましょう。
みんながあなたを応援していますよ!

CAPおかやま 山下明美

CAPってなあに?

みなさん、「CAP」ってご存じですか?
CAPとは、「Child Assault Prevention(子どもへの暴力防止)」の略で、子どもが暴力から自分を守るために、自分の気持ちを大切にする人権教育プログラムのことです。
私たちCAPおかやまは、幼稚園・保育園、小学校、中学校、高校などの教育現場や地域の公民館、各種団体(子育てグループや拠点、主任児童委員や里親会、児童養護施設等々)で、子どもたちがいつも安心して、自分に自信を持って、自由に生きることができるよう何ができるかを一緒に考える活動をしています。
 
近年、子どもを取り巻く事件(いじめや虐待など)のニュースがたくさん聞こえてくる社会の中で、子どもが安心して生きるための環境をどう作っていくのかを、地域で共に考えるお手伝いができたらと思っています。
 

子どもの声に耳を傾けて

子どもが成長していく中で、大切にしたいと思っていることは、「いつも安心していていい」とか「自分のことを信じていい」「自分のことは自分で決めていい」という、すべての人が持っている権利(人権)を尊重することです。
子どもたちみんなにこの「権利」があるのです。
その権利をお父さん・お母さんがしっかりと理解し、尊重しながら、子育てしてほしいなと思います。
 
子どもたちは、経験も少なく、限られた環境の中で生きています。
その小さな世界の中でも、嬉しいこと・楽しいこと・悲しいこと・悔しいこと・不安なことなどたくさんの気持ちを抱えて生活しています。
 
よく子どもは素直で正直だと言われますが、それでも強がって「大丈夫!」と言ったり、周りに気を遣っていたりすることもたくさんあります。私たちは、活動の中で、多くの子どもたちから、そのことを教えてもらいました。

イラスト

 
聴こうとしなければ…見ようとしなければ…日々の暮らしの中で、見過ごしてしまいがちです。
是非、子どもたちの声に耳を傾けてみてください。
聴こうとしてみましょう。
見ようとしてみましょう。
子どものすべての願いは叶えられるものではないでしょう。
それでも、子どもはちゃんと「話を聞いてくれた」というおとなの姿に安心できるのです。
 
そして、子どもが心の中の思いを話してくれたら…それは、あなたがちゃんと聞いてくれる人だと信頼し、安心しているからこそだということです。
まさに、「話してくれてありがとう。」ということなのです。
 

子どもたちに「安心・自信・自由」を

子どもたちには、自分が「かけがえのない存在であること」を知り、自分を「守る力」を身につけていくことが必要です。
そのためには、子どもの声を受け止めるおとなの存在が不可欠です。
それは、お父さん・お母さん、おじいちゃん・おばあちゃん、そして先生や地域の方など、子どもの周りにいるみなさんのことです。
 
子どもたちが大好きな家族のそばで、地域で、安心して、自分に自信を持ち、自由に生きていけるよう、私たちおとなができることを見つけ、実際にしていってほしいなと思います。
 
 

山下明美(やましたあけみ)

山下さん

CAPおかやま 代表

各種プログラムのファシリテーターとして講演会・ワークショップなどで活動しています。

・性の健康教育
・デートDV防止プログラム
・MY TREEペアレンツ・プログラム
・SEAプログラム
・スターペアレンティング
・上級思春期相談士
・教育カウンセラー

「大切ないのち 大切なわたし」
「大切なきもち 大切なわたし」
「大切なちがい 大切なわたし」
『気持ちのワークショップ』など、ちいさい人ともおおきくなった人とも、あたたかな時間を過ごしています。

 ぽけっと 「CAPおかやま」の活動はおかやま団体検索サイトでもご確認いただけます。

 

 

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