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#78 子育ての悩み解決屋『きょうだいの育て方』【連載3】

公開開始日:2015年08月25日

 

きかせてぽっけ

このコーナーでは、子育てに関するいろいろなアドバイスや経験談をご紹介しています。
専門家や子育ての先輩たちの声をきいて、明るく、楽しく、子育てしましょう。
みんながあなたを応援していますよ!

人とまちが育つネットワークみらいのたね 小西稔子

性格の異なるきょうだいの接し方…そんな時のアドバイス

みなさん、こんにちは。
「人とまちが育つネットワークみらいのたね」の小西稔子です。
この子育て応援リレーコラム「きかせてぽっけ」で、みなさんの子育ての悩みに寄り添い、悩み解決に向けたアドバイスをしています。
 
連載3回目の今回は、こんなご質問にお答えしますね。
 
『それぞれ性格の異なるきょうだいの育て方について悩んでいます。
別け隔てなく育てたいとは思っているけど、片方とはいつもケンカになってしまいます。
もう片方といる方が楽だと感じてしまうことさえあり、どう接するのが2人ともにとって良いのかがわからなくなってしまっています』
 
きょうだい。この不思議な関係は、聖書にも「カインとアベル」の話で出てくるように、人間にとって根っこにある問題で、いつまでも解決はできないのかもしれません。まずは「人間にとって、だれもが抱く永遠のテーマなのだ」と思って腹をくくりましょう。
そして、自分を責めるのはやめましょう。まず、これで半分はOKです。その上でできることを考えていきましょう。
 
きょうだいなのに、性格って違いますよね。
これは元々の資質ということもあるけれど、「家族布置」といってその子が家族の中で占めている位置から感じ取ることによって形成されてゆくものもあります。
また、きょうだいの間では、他のきょうだいに無い資質を自分の中で強めて自己を主張しようとします。
片方がやんちゃなら、もう一方はおとなしい子として認められようとするなど、違う資質を強化していく傾向にあります。
 
ちょっとここでもう一度お子さんをしっかり見つめてみましょう。きょうだいのイラスト
そして、次の質問に答えてみてください。
1)あなたはどんな人ですか? (個性や特徴をいいところも悪いところも)
2)あなたのパートナーはどんな人ですか?
3)あなたのお子さんたちはどんな人ですか?
4)ではそれぞれが似ているところはどこですか?(夫婦間、親と子、子ども同士など)
5)似ていないところはどこですか?
 
さて、何か感じることはありましたか?
相手と違う部分に違和感を感じたり、また自分のいやな部分を相手に見たりしていることはありませんか?
 
人間は進化のプロセスにおいて、悪いところを素早く見つける能力を高めてきました。
ほっておいたら悪いところばかりを見つけてしまいます。
まずは、それぞれのお子さんと自分自身のうまくいっているところを「あたりまえ」と思わずに認めていきましょう。
そして、悪いところと感じるところは、その裏側を見てみましょう。
たとえば「ぐずぐずしている」だとしたら「ものごとをゆっくり丁寧に考える」、「乱暴」なら「エネルギーにあふれている」など。
 
人間ですから、お互いに相性があるのはあたりまえです。
そのなかでどうやって楽に付き合っていくかを工夫し、努力する。
そのことで、お互いに無いものを与え合い、それぞれの人格の枠が広がってゆくことが、子育ての醍醐味でもあると思います。
 
また、きょうだいゲンカは大きな怪我につながりそうなとき以外は子どもたちに任せましょう。
下の子が「お母さん~」と言ってきても『二人ともお母さんの大事な子』、『二人で解決してね』と見守るのがいいですね。
 
 

小西稔子(こにしとしこ)

小西さん

人とまちが育つネットワークみらいのたね 代表

第1日曜日と第2月曜日の午前10 時から、無料講座「STEPいきいき親子への体験ワークショップ」を開いていますので、こちらもよろしかったらどうぞ!

●子育てに関する相談はメールにて受け付け、このコラム内でご回答していきたいと思います。
※必ずしもご回答できない場合もございます。ご了承ください。
【メール】koni@hi-ho.ne.jp

 

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