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#77 自然が育てる子どもの心

公開開始日:2015年08月11日

 

きかせてぽっけ

このコーナーでは、子育てに関するいろいろなアドバイスや経験談をご紹介しています。
専門家や子育ての先輩たちの声をきいて、明るく、楽しく、子育てしましょう。
みんながあなたを応援していますよ!

公益財団法人YMCAせとうち 絹田倫子

活動の様子1
 
 
外遊びがとても気持ち良い季節です。
見上げた秋の空に浮かぶ様々な形の雲を見るだけでも、
「おふねみたいだね」
「ふわふわうかんでいるね」と、
子どもたちの想像の心はかきたてられます。
 

自然体験を日常の中に

私たち(公財)YMCAせとうちでは、週に1回身近な自然の中に飛び込んでいく、『森のようちえん』を実施しています。2歳児、3歳児のそれぞれのペースに合わせて行き先は異なるのですが、近くの林や操山に出かけています。
 
雨が降ったらどうするの?
いえいえ、心配はありません。
雨の日は雨の日にしか体験できないことがいっぱいありますから、合羽を着てお出かけします。
 

創造する遊びの世界

活動の様子2

好奇心いっぱいの子どもたちは興味、感性の赴くまま目の前の自然に触れ親しみ、遊びに取り入れ、遊びを創り出していきます。
この季節には、より多くの自然からの贈り物に目を輝かせる子どもたち。
山道に転がるどんぐりを発見したら、自分の持っている袋がいっぱいになるまで集め続けます。
 
集めたい思いのもう一つ先には、今この場にはいない大切な家族へのプレゼントという思いがあります。だからこそ、集める手がとまらなくなるのでしょうね。
 
形や色の異なる葉っぱや木の枝も、みんなの遊びの要素になります。
「木の枝を集めて薪にしよう」
「はっぱをのせてケーキをつくるから食べに来てね」
見つけたものから創造する遊びの世界がどんどん広がっていきます。
 

自然が育てる子どもの心

活動の様子3子どもがやりたい気持ちを覚えている今を大切に、そして、お友だちに思いを伝えあい、共に考え、遊びを創り出そうとしている気持ちを大切に、身体元気に心豊かに自然の中での時の刻みを楽しんでいます。
 
自然に触れ合う中で子どもたちは、生き物や植物に対するいつくしみの心、自分のしたいことを実践してみることの充実感、遊びを創造する力、周りにいるお友だちとの関わり方などを身につけていきます。
 
楽しいこと、嬉しいことだけでなく、困難なことにも出会う自然の中での遊びを、子どもたちは心から楽しんでいます。今日も大きな荷物を背中に背負い、自然とのふれあいを楽しみに一歩踏みだして行くのです。
 
 
ぜひ、1日のうちのほんの少しの時間でも、目に留まる自然に触れ、時には歩みを止め、大きく深呼吸をしながら空を見上げ、お子様と感動の共有を楽しんでみてください。
 
 

絹田倫子(きぬたみちこ)

絹田さん

公益財団法人YMCAせとうち所属 別サイト
信愛幼児教室3歳児クラス「こひつじクラス」担当スタッフ

 

毎週金曜日には子どもたちと一緒に操山の森に入り、自然に触れ、季節の移り変わりを楽しみながら過ごしています。

 

 

 

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