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#49 たくさんの支えを受けて―出産―

公開開始日:2014年05月13日

 

きかせてぽっけ

このコーナーでは、子育てに関するいろいろなアドバイスや経験談をご紹介しています。
専門家や子育ての先輩たちの声をきいて、明るく、楽しく、子育てしましょう。
みんながあなたを応援していますよ!

岡山市北区 H.M

衝撃の妊娠告知

「残念ですが、今回の出産はあきらめることをお勧めします。」
妊娠していることを知らぬまま風疹の予防接種を受けてしまった私は、医師にそう告げられ、愕然としました。
自分の管理が不十分なせいでこの子を犠牲にしてしまうなんて―
 
現在は、厚生労働省研究班により妊娠中に風疹ワクチンを接種した場合でも、中絶を考える必要はないという見解が公表されていますが、当時はまだそのような情報もなく、中絶するかしないかの判断は医師の手に委ねられていると言っていい状況でした。
嬉しいはずの妊娠から一気にどん底に突き落とされた私は冷静さを失い、毎日涙がとまりませんでした。
 

家族の支えが新たな勇気を

そんな私を支えてくれたのは紛れもなく家族の存在です。
不慣れなインターネットを駆使して情報を集めてくれた親、産婦人科に勤務している知り合いを頼りにアドバイスをもらってきてくれた妹、そしてすべてを受けとめ一緒に乗り越える覚悟をしてくれた夫。
 
そのような周りの人たちの助けのおかげもあって、私は別の病院でセカンドオピニオンを受ける決意をしました。そこで信頼できる医師に出会い、今年1月に無事元気な女の子を出産することができました。
 
もしあのとき自分から動かず、当初の医師の勧めるがままに出産をあきらめていたら…と考えると、今でも言葉にならないくらいおそろしい気持ちになります。
 

困難の中で気づけた大切なこと

私が今回身をもって感じたこと。

コラム#49

それはまず正しい知識を学び、自分の身体の状態をきちんと管理しておかなければならないということ。
私たちの意志や想いを受け止め、一番良い方法を一緒に考えて相談に乗ってくれる、そんな信頼できる医師を見つけておく必要があること。
そして何より、辛いときは一人でかかえこまず、支えてくれる人に感謝して大いに助けてもらうこと。
 
この子が大きくなったらその大切さを伝えていこう、キラキラと目を輝かせて笑う我が子を胸に抱きながらそのように考えています。
 
 
 
 

 

H.M(イニシャル)

コラム#49

岡山市北区在住 4か月の女の子のママ

妊娠時には大変な想いもたくさんしましたが、今、この子と一緒に過ごす日々がとても愛おしいです。この子を失っていたらと考えると、子育ての大変さも全て幸せに感じられます。

 

 

 

 

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