SDGsって何?

公開開始日:2018年07月02日

SDGsロゴ

色とりどりのアイコン。SDGsという言葉。どこかで見たり、聞いたりしたことがあるけれど、よくわからない。そんな方も多いかもしれません。SDGsって何でしょうか?

SDGs(持続可能な開発目標)とは?

 SDGsは「Sustainable Development Goals」の略で、「エス・ディー・ジーズ」と読みます。日本語では「持続可能な開発目標」。2016年から2030年の間に達成を目指す国際目標で、17の目標と169のターゲットから成っています。2015年9月の国連総会で日本を含む国連加盟国193か国が全会一致で採択されたもので、成果文書『我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ』に明記されています。取り組む課題は、貧困削減、格差の是正、気候変動対策や環境保護、持続可能な生産と消費、平和構築など多岐にわたります。また、各目標はそれぞれに関連し合っています。

SDGsの合言葉は「誰一人取り残さない(No one left behind.)」。先進国や途上国など、世界のすべての国々を対象にしています。

外務省は、SDGsを全世界に普及するため、「PAAP」でおなじみのピコ太郎とのコラボレーションで動画を作成。2017年に開かれた国連のSDGsの会合では、ピコ太郎本人がパフォーマンスを行い、SDGsの知名度向上の一翼を担いました。同じPPAPでも、「Public Private Action for Partnership」の略で、公的機関も民間もみんなで一緒に行動しよう!というメッセージが込められています。

日本における動き

日本政府は、SDGsの達成に向けて関係省庁が連携し、一体となった取り組みを推進するために、2016年5月20日に、「持続可能な開発目標(SDGs)推進本部」を立ち上げました。この本部は、内閣総理大臣を本部長、すべての閣僚を構成員とし、日本政府のSDGs達成に向けた取組の実施、モニタリングおよび見直しを行います。当本部は、2016年12月22日に、SDGs実施指針を策定。SDGsの17のゴールを日本の文脈に即して再構成した8つの優先分野のもとで、140の具体的な施策を指標とともに掲げています。

 また、推進本部は、2017年にSDGs達成に貢献する優れた取組を行っている企業や団体を選定し表彰する「ジャパンSDGsアワード」を創設しました。推進本部長(内閣総理大臣)表彰(1件)に加え、推進副本部長表彰(5件)、特別賞(6件)が授与されました。特別賞「パートナーシップ賞」を受賞団体の一つが岡山大学です。「岡山ESDプロジェクト」の推進組織の一つとして、また、持続可能な開発に向けた研究と教育の「ユネスコチェア」としての実績も踏まえながら、SDGsに関する行動指針を定め、全学を挙げてSDGsの達成に貢献する活動を進めています。

SDGsとESD

SDGsのポイントや、日本の動きについてご紹介してきましたが、ESDとSDGsはどのような関係があるのでしょうか?

sdgsアイコン4SDGsの17の目標のうち、教育に関する目標を掲げているのが、目標4「質の高い教育をみんなに」です。目標4の7つのターゲットのうち、4.7には「2030年までに持続可能な開発のための教育(…中略…)を通して、すべての学習者が持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技術を習得できるようにする」と明記されており、ESDがSDGs達成に向けた手段の一つとして重視されていることがわかります。また、目標4以外のすべての目標の達成のためには、一人一人の価値観、考え方、行動の変革が必要であり、そのために、教育や学びが不可欠であることは言うまでもありません。まさに、ESDは、SDGsすべての目標達成に向けた鍵を握っているといえます。

岡山から取り組むSDGs

 SDGsの目標達成のためには、国際、国、地域などあらゆるレベルでの行動が大切です。岡山地域でも、大学、行政、市民団体などが、SDGsの旗を掲げながら、持続可能な社会づくりに向けたアクションを加速するための戦略づくりや実践を行っています。日々の暮らしの中でも、自然環境への負荷を減らしたり、生産者に配慮した買い物をしたりするなど、できるところからひとつずつ。その積み重ねが、「誰一人取り残さない」、今もこれからの世代も幸せに暮らせる持続可能な社会の実現につながります。

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