ホーム  > 岡山ESDプロジェクト  > ESD学生インターンシップ  > 平成30年度 夏季ESD学生インターンシップ報告会

平成30年度 夏季ESD学生インターンシップ報告会

公開開始日:2018年10月01日

岡山ESD推進協議会では、毎年夏季・春季の2回、ESD学生インターンシップを実施しています。これは、地域課題と向き合うNPOや公民館などの取り組みを大学生に経験してもらうことで、それらの活動に対する理解を深め、ESDの実践へとつなげていくことをねらいとしたものです。
今回は、参加学生5名による「平成30年度夏季ESD学生インターンシップ報告会」での発表の一部をご紹介します。

報告会開会の様子平成30年度夏季ESD学生インターンシップ報告会

 

インターンシップの報告

ESDマンアイコン 【杉本さん】NPO法人岡山市子どもセンター/くらしのたね

杉本さん杉本さん

「岡山市子どもセンター」では、「岡山操車場跡地にできる新公園を活用する市民の会」が行う「きたながせスープ」イベントの予定づくりや畑仕事、夏休みフリー塾の手伝いなどを行いました。また「くらしのたね」では、サマーコンサートの屋台や、たね食堂のお手伝いのほか、「防災を考える会」や「子育て座談会」に参加しました。
これらの活動を通して、地域のつながりやNPO団体の活動の幅広さなどを知ることができました。インターンシップ期間は終わりましたが、今後は一市民として引き続き地域の活動に関わっていきたいと思います。

ESDマンアイコン 【立花さん】一般社団法人ほっと岡山

立花さん立花さん

東日本大震災の被災者支援を行う「ほっと岡山」で活動を実施しました。震災による避難などで環境が変わったことが原因となり、不登校や引きこもりになった子どもを支援する「子どもの居場所」の活動に参加したほか、関連省庁や団体等への郵便物の送付や、福島県からの避難者対象の交通費補助に使う領収書の整理などを行いました。
活動を通して、現在も苦しんでいる被災者が岡山にいること、支援をしたくても法的な問題からできないケースがあることなどを知りました。今回は行政と協力しながら、被災者の自立を支援する活動の一端を学びましたが、将来は地方公務員として行政の立場から支援していきたいです。

ESDマンアイコン 【田邉さん】一般社団法人ほっと岡山

田邉さん田邉さん

立花さんと同じ「ほっと岡山」で活動しました。避難者を対象とした教育情報提供の場「岡山県教育情報説明会」のテープの書き起こしや、交通費補助に伴う事務作業のほか、被災者が気軽に話し合うためのお茶会などにも参加しました。震災の記憶の風化を防いで、今後に生かすための勉強会「3・11スタディーズ」についても学ぶことができました。
今回参加して一番印象に残ったのは、事務作業の多さです。事務作業のひとつひとつの積み重ねが、被災者支援に繋がっていることを実感しました。また、今後は若い人にも活動に関心を持ってもらえるような広報の取り組みが必要だと思います。

ESDマンアイコン 【ホアンさん】岡山市立公民館

ホアンさんホアンさん

公民館でのインターンシップでは、子どもを対象にした「夏休み宿題お助け隊」や、年配の方を対象とした健康づくり教室、日本舞踊からハワイアンダンス、ヨガなど幅広い活動に参加することができ、大変面白かったです。公民館には、ふれ合いの場、学びの場、集まる場の3つの役割があることに気付きました。また公民館の活動は、SDGsの目標3「すべての人に健康と福祉を」、目標4「質の高い教育をみんなに」、目標11「住み続けられるまちづくりを」、目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」に合致していると思います。
公民館では若い人の姿をあまり見かけませんでしたが、若い世代こそ公民館での活動に参加することで、学べることがあるのではないかと思いました。

ESDマンアイコン 【山崎さん】岡山市立公民館

山崎さん山崎さん

今回のインターンシップでは、公民館で行われる講座の中から、子どもたちと高齢者の交流の場に参加して、けん玉遊びやコマ作りなどをしました。公民館は誰にとっても自分の居場所になりうる場であり、地域の課題を職員と市民が一緒になって考えて解決していける場です。しかし若者の参加が少ないのが今後の課題だと思い、その解決策として、
(1)小・中・高の頃から公民館での活動に積極的に参加する環境を作る
(2)大学のサークルと連携する
(3)紙媒体を見ない若者に向けて新しい形で情報提供をする
等の方法があるのではないかと考えました。公民館での様々な活動を通して、地域の人々が互いに顔見知りになっておくことで、災害など「いざ」という時に助け合う関係がつくれ、災害時にも強い地域づくりにつながると思います。

インターンシップ体験を振り返って

報告発表後には、インターンシップ中にお世話になったスタッフの方を交えて、体験の振り返りを行いました。スタッフの方からは、「今後も地域活動に積極的に取り組みたいという話を聞いて感銘を受けました」「若い人たちに積極的に参加してもらう方法を提案してもらい、大変参考になりました」などの声がありました。

振り返りの様子1
振り返りの様子2

 

普段はなかなか目にする機会のない、NPOや行政の仕事の中味を体感できるESD学生インターンシップ。ESDやSDGs、社会課題の解決に興味のある方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか?

 

ESD学生インターンシップ募集情報は、「お知らせ・募集」に掲載するよ!

きじいぬさる