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「ESD岡山アワード2017 岡山地域賞受賞事業」特定非営利活動法人こくさいこどもフォーラム岡山の活動紹介

公開開始日:2017年12月20日

「こくさいこどもフォーラム岡山」とは?

特定非営利活動法人こくさいこどもフォーラム岡山(以下、こくさいこどもフォーラム岡山)は、グローバルに活躍する人材を岡山から育てることを目指して活動しています。県下の中学生・高校生に学びの場を提供する「グローバル人材の育成&ESD思想の普及と定着」事業で、「ESD岡山アワード2017岡山地域賞」を受賞しました。

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プレゼンテーション
プレゼンテーションの様子
授賞式
授賞式の様子

 

ESDマン

こくさいこどもフォーラム岡山
会長の濱家さんに、お話をうかがいました!

 

― なぜグローバル人材の育成が必要なのでしょうか?

グローバル化が進み、海外を目指す企業が増えています。私は2012年から2014年まで岡山県国際交流協会事務局長を務めていましたが、数多くの地元企業から海外進出に関する相談を受けました。国際社会で活躍できる人材が、ますます求められているのです。
もし自分に、「来年から海外で頑張ってほしい」という辞令が出たら。想像してみてください。どうしたら良いかわからず、途方に暮れてしまうのではないでしょうか。私自身、30年間の海外勤務を経験しましたが、27歳ではじめてアメリカへの赴任したときは、右も左もわからず、仕事においてはもちろん、日常生活でも大変苦労しました。

濱家さん会長の濱家さん

「若いときの苦労は買ってでもしろ」とよくいいます。けれど、必要な苦労とそうでない苦労があると思うんです。例えば会社員の場合、仕事上で必要な苦労はその人の成長に繋がります。一方、仕事と直接関係ない苦労、一人で解決しようのない苦労は、その人を苦しめるだけ。それは「しなくていい苦労」です。
若い世代が将来海外に活躍の場を求めたとき、そんな「しなくていい苦労」をさせないよう、国際感覚を身につけるきっかけを作ることが、「国際塾」をはじめとする、こくさいこどもフォーラムの事業なんです。

 

― 「国際塾」のカリキュラムは、どのように企画しているのですか?

2017入塾式2017年国際塾 入塾式の様子

「国際塾」では、高校生を対象に、4月から10月までの半年間で11回の講座を開催します。11月から3月までの半年間に、次の年のカリキュラムを企画するというサイクルです。継続して通ってくれる生徒もいるので、3年間は同じ内容の講座を開催しないよう注意します。
講座のテーマは、「学校では教えないこと、教えられないこと」をカバーすることを目指して決めていきます。例えば、宗教について。国際社会において宗教の話題は避けて通れませんが、学校で詳しく教わる機会がありません。そこで国際塾では、宗教と、宗教を超えた世界平和について考える講座を開講しました。

また、海外について学ぶのと同じくらい、日本について学ぶことも大切です。海外では、自国の歴史や文化について説明を求められる機会が非常に多いからです。そこで、11回のうち半分は自国について学ぶ講座を行うことにしています。
真の国際人になるには、という観点で、幅広い講座を企画しているわけです。

国際塾の様子
国際塾の様子
国際塾の様子

 

― 最もやりがいを感じるのはどんなときですか?

子どもたちの巣立ちの瞬間ですね。進路が決まって、より広い世界に飛び立っていく様子を見ると、一番の喜びを感じます。みんな抱き締めたいくらい、かわいくて仕方ないんです。
もちろん、卒塾生が将来、学んだことを活かして国際関連のビジネスに携わったり、国際塾の運営に関わってくれたりすればうれしいんですが、みんな一旦は巣立っていった存在。どこかで元気に活躍してくれていれば、それで良いかなとも思うんです。

 

― 今後の展望を教えてください。

国際塾はもちろん、懸賞論文の募集、ESDに関してトークする「ESD café」、高校生が運営する「グローバルゼミ」等の事業は継続していきたいと考えています。これまで県南での開催が中心だったので、津山や新見など県北会場を設けるなど、県北の子どもたちにも学びの機会を作りたいです。

国際塾ポスター
国際塾ポスター
懸賞論文チラシ
高校生懸賞論文チラシ

 

課題は、知名度のアップ。学校をサポートする組織として、もっと学校と連携しながら塾生を増やしていきたいです。また、法人の運営にも、もっと多くの人に関わってもらいたいと思います。特に若い人の意見を、事業の内容に反映していければ良いですね。

 

他国と自国の両方について学んでこそ、
真の国際人になれるんだね!

ESDマンといぬ


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