ホーム  > 参加したい・募集したい(つながりたい)  > ESDカフェ紹介  > 第10回ESDカフェ(2016年度)

第10回ESDカフェ(2016年度)

公開開始日:2017年03月10日

テーマ

公民館の活動を通して学校と地域のつながりを強めるには?

開催日時

2017年2月16日(木曜)18時から19時30分

開催場所

環境学習センター「アスエコ」(岡山市北区下石井2-2-10)

講師

桑田中学校 江國友哉先生

 

第10回ESDカフェ「公民館の活動を通して学校と地域のつながりを強めるには?」

平成29年2月16日(木曜日)、今年度10回目のESDカフェを開催しました。今回は、「公民館の活動を通して学校と地域のつながりを強めるには?」というテーマで、桑田中学校の江國友哉先生にお話しいただきました。
江國先生は、これまで特定非営利活動法人 国際協力研究所・岡山や、ふくしまボランティア岡山隊などでの活動に加え、昨年10月に岡山市で開催された第3回ESD日本ユース・コンファレンスに参加されるなど、様々な形でESDに関わってきました。
それらの活動の中で、地域の方と協働して活動することの大切さを感じたそうです。また、特に子どもは家庭や学校だけで社会に適応するための知恵を得ているわけではなく、社会性を学ぶためにも地域とつながりを持つことが重要だと話されました。

1

 

多忙な現代の中学生

江國先生の勤める桑田中学校では、生徒は春から夏にかけては午後6時半、冬場だと午後5時半と、日没近くまで部活動をして家に帰り、ご飯を食べて勉強をするとあまり自由な時間がないといいます。実際、ベネッセの調査によると、忙しいと感じる生徒、もっとゆっくりすごしたいと感じる生徒の割合は2008年から2013年にかけて増えているそうです。忙しいと感じる生徒が増えている一方で、映画を観に行く、地域の行事やボランティア活動に参加するなどの体験活動に参加する生徒の割合は減少しています。

そんな忙しい現代の中学生ですが、インターネットの利用時間は増加傾向にあります。インターネットを利用する生徒は、平均で平日は約2時間、休日は約3時間利用しています。「生徒はインターネットにつながりを求めているのではないか。しかし、社会性や他者を理解する力は人との関わりを通じて育まれる。人と関わることのできる場の設定が必要だと思った。」と江國先生は語ります。

2

 

公民館を介した学校と地域とのつながり

江國先生は、昨年7月の公民館の活動紹介をしたESDカフェに参加されていました。その時に、岡山の公民館はすごい、公民館を介して学校と地域をつなげたいと考えたそうです。

昨年12月3日(土曜日)に開催された、第1回大元学区ウォーキング大会に桑田中学校から4人の生徒が参加しました。地域の方とまちを歩いたり、昔の大元地区について質問したりしました。地区の用水路にネットがなく、小さな子供にとって危険なこと、昔の大元駅は木造だったことなど、知らないことをたくさん学べました。地域の方も、中学生が真剣に話を聞いてくれてうれしかったそうです。

1月14日(土曜日)には「桑田中学校区のことをもっと知ってもっとよくしていくためのワークショップを企画する会(通称 桑田もっともっと会)」が主催する地域ワークショップに10人の生徒が参加しました。桑田もっともっと会については、大元公民館の小出さんから説明がありました。桑田もっともっと会は、桑田中学校区の大元、鹿田、出石の3地区の結びつきを強め、様々な年代、立場の人たちで桑田中学校区をよくしていこうと設立されました。
当日のワークショップでは、昔の桑田中学校区の航空写真を見ながら、昔の地域の姿や暮らしについて地域の方から学んだり、全員で桑田中学校の校歌を歌ったりしました。生徒からは、「昔と変わっているところもあれば、変わらないところもあることを学んだ」、「また参加したい」などの感想があり、大人からは、「子どもたちと交流できて力をもらえた」、「地域の歴史や変化を伝えられてよかった」などの感想がありました。

最後に江國先生は、直接会って交流することが大切で、自分も地域と関わってそのことを再確認したと話されました。今後も学校と地域のさらなる連携・協働を目指していくとのことです。

江國先生のお話の後、参加者で「自分ならばどのように中学生と関わることができるか」、「具体的な連携のアイデア」などについて話し合いました。「自分のように子どもと年の近い大学生が公民館の活動に参加することで、中学生も公民館の活動に参加しやすくなるのではないか」「ボランティア活動を通じて地域と子どもをつなげたい。その際、教員は転勤があるので、地域の活動に関心のある教員が転勤してもつながりが維持される仕組みをつくりたい」「若い人に対する画一的な考えを持たずに関わっていきたい」「中学生は多くの時間を部活動に割いているので、部活動単位や部活動を通じて地域と関わるのが良いのではないか」など、活発な意見交換が行われました。

3

 

お問い合わせ
岡山市ESD推進協議会(岡山市ESD推進課内) 宮崎・小西
電話:086-803-1351
電子メールアドレス:esd@city.okayama.lg.jp