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♯48「岡山の高校生、ドイツへ」

公開開始日:2016年05月26日

岡山の高校生がユネスコスクールによる会議に参加

岡山学芸館高等学校の英語科3年生(5名)は、今年4月18日から22日までドイツで開催されたThe River Danube: a gift of the past, a treasure for the future”(ドナウ川:過去からの贈り物、未来への宝)と題されたドナウ川沿岸のユネスコスクールによる会議に参加しました。

高校生旗

この会議はもともと、ユネスコが1991年よりスタートしたドナウ川沿岸国の高校生がドナウ川の環境問題などを考えるプロジェクトBlue Danube Projectの一環として開催されるもので、ドナウ川沿岸5ヶ国(ドイツ、ハンガリー、ルーマニア、チェコ、ポーランド)の高校生が毎年集まり、ドナウ川における環境問題について話し合います。この会議になぜ、日本の岡山の高校生が参加できることになったのでしょう?

 

おもてなしの心が国境を超える

始まりは2年前。
岡山でユネスコスクール世界大会Student(高校生)フォーラムが開催されたことに遡ります。
この時、岡山学芸館高等学校は本大会のスタッフとして参加するほか、ルーマニアから訪れた高校生をホストし、茶道、お琴、和太鼓、習字などの文化紹介、禅寺での座禅体験、クラスでの授業体験、お互いの文化紹介プレゼンなど、充実した交流を行いました。
この時ルーマニアの方々に大変喜ばれたのがきっかけで、翌年にルーマニアで開催されるBlue Danube Projectのルーマニア大会にゲストとして招待されました。

 パワポ紙

ルーマニアでの文化交流も大変好評を得ました。これがきっかけとなり、ドイツで開催される本大会に正式参加を打診されたのです。
心を込めたおもてなしと積極的な交流により、国境を超えたご縁が繋がったと言っても過言ではないと思います。

 

日本を知ってもらい、ドイツを知る

今回ドイツを訪れたのは、2年前の当時1年生で、ルーマニアからの高校生を迎えた英語科3年生の生徒です。
正式な参加国として招待されたため、日本文化を紹介するだけでなく、大会のテーマに合わせて、瀬戸内海が輸送手段として利用されていること、青海苔や牡蠣といった海産物が作られ、環境の変化に影響を受けているということなどを盛り込んだプレゼンテーションを英語で行い、興味深く受け止められました。
また会期中に各国からの高校生とともにドナウ川の湿地帯を訪れたり、環境に配慮した工場を見学するなどし、環境先進国であるドイツのことを知る機会を得ました。
生徒はそれぞれドイツの家庭にホームステイし、観光地を訪れたり買い物に行ったりもしました。これまでと同様に浴衣を着て日本文化を紹介し、大変注目されました。忙しくも充実した日々でした。

 ゆかた学校

 

まとめ

こうして振り返ると、感謝の気持ちでいっぱいになります。国境を越えて理解し合い、認め合おうというグローバルマインドにふれ、それを自分たちも実践することができたことは、生徒にとって何よりも素晴らしい経験だったと思います。
ドイツから帰国後間もなく、ルーマニアやハンガリーで開催される関連会議への招待をいただきました。

このご縁を大切につなぎ、さらに充実した交流を続けていきたいと思います。

 風船部屋

 

岡山学芸館高等学校英語科 松本敦子先生

 先生

自然の中にいることが好きです。

次の執筆者さんからのメッセージ!

岡山ユネスコ協会 顧問(前会長)武 泰稔

せんせい

岡山学芸館高等学校英語科の生徒がドイツで開催されたドナウ川の環境を考える会議に参加した報告を拝読しました。ドナウ川流域の各国の高校生と会議を通し て、日欧の自然や文化について体験的に相互理解を図っています。また、ホームステイなどを通して友情を深めたことでしょう。まさに、「持続可能な社会」を 追究するESDの活動をしています。今日求められているグローバル人材がこの報告にあるような体験を通して育つのだと感銘を受けた次第です。

 

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