ホーム  > SDGsの達成に向けたわたしたちのアクション  > ESDリレーコラム一覧  > ♯33「『ESDフォローアップ会議in岡山』開催報告」

♯33「『ESDフォローアップ会議in岡山』開催報告」

公開開始日:2015年04月08日

「ESDフォローアップ会議in岡山」が開催されました!

ESDフォローアップ会議in岡山の様子フォローアップ会議の様子

2014年秋に開催され、97ヶ国3,000名以上が参加した「ESDに関するユネスコ世界会議」から約5ヶ月が経った2015年3月14日(土曜)、岡山国際交流センターにおいて「ESDフォローアップ会議in岡山」が開催されました。
ESDフォローアップ会議in岡山(以下、フォローアップ会議)には、北は茨城県、南は沖縄県から164名の方々が参加し、岡山市での「ESDに関するユネスコ世界会議」のふりかえりと、2015年以降のESD推進について話し合いました。

国連大学サステイナビリティ高等研究所の竹本和彦所長国連大学サステイナビリティ高等研究所の竹本和彦所長

岡山市の大森市長、環境省の鈴木事務次官、文部科学省の水畑企画官のごあいさつのあと、「国連ESDの10年」のふりかえりと今後のESDの世界的な流れについて、国連大学サステイナビリティ高等研究所の竹本所長から講演がありました。
その中で、これまで世界の地域拠点であるRCEやユネスコスクール、様々なステークホルダー(関係者)によって推進されたESDが、2015年以降は「ESDに関するグローバル・アクション・プログラム(GAP)」の枠組みで推進されていくこと、「持続可能な開発目標(SDGs)」の中でもESDが重要な要素として入ることなどについてご説明いただきました。

 

「ESDに関するユネスコ世界会議」に参加した方々からの報告

ユネスコスクール高校生フォーラム参加者の竹井さんユネスコスクール世界大会高校生フォーラム参加者の竹井さん
ユースコンファレンス参加者の中尾さんユネスコESDユースコンファレンス参加者の中尾さん

公民館-CLC会議参加者の重森さんESD推進のための公民館-CLC国際会議参加者の重森さん
会議報告の感想などを話し合う参加者のみなさん会議報告の感想などを話し合う参加者のみなさん

続いて、「ESDに関するユネスコ世界会議」に参加した方々からの報告です。
ユネスコスクール世界大会高校生フォーラム」から竹井まどかさん(岡山県立矢掛高等学校)、「ユネスコESDユースコンファレンス」から中尾有里さん(NPO法人箕面こどもの森学園)、「ESD推進のための公民館-CLC国際会議」から重森しおりさん(岡山市立中央公民館)、「第9回グローバルRCE会議」から齋藤達昭さん(岡山ESD推進協議会運営委員/岡山理科大学)、「教師教育に関する国際会議」から浅野由子さん(ウプサラ大学持続可能開発センター/日本女子大学)がそれぞれの会議の内容、どんなことを感じたかなどを報告されました。

 

岡山でどのようにESDを推進していくか

ファシリテーターのNPO法人岡山NPOセンターの石原さんファシリテーターのNPO法人岡山NPOセンターの石原さん

午後は、NPO法人岡山NPOセンターの石原達也さんが進行、ファシリテーターを担当。
「ESDに関するユネスコ世界会議」の成果もふまえ、これから持続可能な社会づくりを目指して岡山でどのようにESDを推進していくかについての話し合いが行われました。
まず、岡山地域のこれからのESD推進のビジョンである「岡山ESDプロジェクト2015-2019基本構想」について、岡山市の友延副主査から説明がありました。

矢印岡山ESDプロジェクト基本構想改訂の概要
矢印岡山ESDプロジェクト2015-2019基本構想(案)

続いて「世界を見すえ、岡山地域での持続可能な社会の実現を目指して」をテーマとして、ワールドカフェ形式で、6から7名の小さなグループに分かれて以下のテーマで話し合いました。

(1)より多くの企業がESDを認知し、実践するためにはどのようにしたらよいのか(企業におけるESDの推進)
(2)ESD推進のための人材(人財)をどのように育成していけばよいのか(人材育成)
(3)地域におけるESD活動を推進するために、学校や公民館ではどのようなことが必要か(地域におけるESD活動の推進)
(4)国内外の多様な組織と連携してESDを推進するためには何がポイントか(国内外との連携)
(5)より多くの若者が、ESDに参加するためには何が必要か(若者の参加・参画)

参加者の年代、職業などは様々でしたが、それぞれのテーマにおいて自分が思っていることや感じていることなど、自由な雰囲気の中、率直な意見が出ていたようです。
企業のESD実践について話し合っていたグループでは、「地域と企業は一体!お互いにもっとコミュニケーションを取る場があったらいい」、「企業の得意なこと、地域の人や子どもたちの得意なこと、それぞれ役割分担して楽しくESDを進めてはどうだろう?」といった意見も出ていました。

午後のワールドカフェの様子午後のワールドカフェの様子
それぞれのグループの話し合いの結果を確認しています。それぞれのグループの話し合いの結果を確認しています。

若者のESD活動への参加について話し合っていたグループでは、「ESDをおしゃれに、かっこよく見せていって、世界とつながっていけたらいいね」、「大人も子どもも同じ目線で学びあうことが大切ですね」という話もされていました。
それ以外のグループでも、シニアが若者の先生になるような学ぶ場づくりの提案や、地域と学校のつながりづくり、立場のちがう人同士のネットワーク、海外との交流によって新たな発見をすることなど、たくさんのアイデアや意見が出ていました。
最後には、「私の約束・私がこれからESDを進めるためにやっていきたいこと」と題して、参加者一人ひとりにこれからの行動宣言をしていただきました。「まず一歩をふみだして行動する!」といった力強い宣言や、「まず知ること、そして次世代につないでいきます」といったこれからの継続的な行動の宣言など、思いのこもった様々な宣言がされていました。

会議の参加者で、「私の約束」と一緒に記念撮影会議の参加者で「私の約束」と一緒に記念撮影


「ESDに関するユネスコ世界会議」やフォローアップ会議など、岡山ではこれからのESD推進に向けた動きが着実に進んでいます。これからもより一層多様な人がつながり、いろいろな分野・地域へESD活動をさらに広げていけたらと考えています。



(岡山市ESD推進課)

【ご注意ください】

  • 免責事項をご確認のうえ、情報の利用はご自身の判断で行ってください。



前の記事へ                                  一覧へ                                 次の記事へ                                                                            

facebook 岡山ESD推進協議会