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「海を汚す川ゴミをみんなで楽しく探して意識を変えるプロジェクト『ごみポイ捨て0作戦』」【NPO法人グリーンパートナーおかやま】

公開開始日:2014年01月10日


今やアートの舞台としても注目される瀬戸内海。しかし、その海底には多くのゴミが眠っています。 川から海に流れゆくゴミを追う体験イベントでゴミと海への意識を変えるプロジェクトです。

日本のエーゲ海とも呼ばれる瀬戸内海の現実。瀬戸内海は、1934年(昭和9年)に日本で初めてとなる国立公園に指定されるなど、その景観の美しさで知られていました。最近では、国際芸術祭の舞台として瀬戸内海の各諸島が注目されるなど、新たな魅力が引き出されてきています。
今回のプロジェクトでは、多くの方を巻き込みながら参加型の「河川ごみ漂着状況の調査」とその「報告会及び体験型啓発イベント」を開催します。
ところが、現実には、海岸の景観や漁業の妨げとなる漂着・漂流ゴミが数万トン単位で蓄積・浮遊を繰り返しており、生態系への悪影響が懸念されています。私た ちがこれまでに行った海底ゴミの回収活動でも、2009年度(平成21年度)実施時(参加者112名・底引き網漁船8隻)において、1907個・107.8kgの海底ゴミを 引き上げ、2011年度(平成23年度)実施時(参加者120名・底引き網漁船9隻)では、891個・57.4kgの海底ゴミを収集しています。
人が、川にゴミを捨てることで、それが川を流れて海に至り、川と海、生命の根源である水が汚されています。それは魚などの生態系にも影響を及ぼしています。
しかし、多くの人はその現状を知りません。日常の中で川に意識を向けることも少ないのではないかと思います。県や市町村などの行政機関が、これまでも長期にわたる啓発キャンペーンなどを展開していますが、残念ながら生活上の意識を変えるまでには浸透していないと感じています。 今やアートの舞台としても注目される瀬戸内海。しかし、その海底には多くのゴミが眠っています。 川から海に流れゆくゴミを追う体験イベントでゴミと海への意識を変えるプロジェクトです。


ゴミの現実を知るための調査をイベント形式で楽しく開催!

そこで、今回のプロジェクトでは、多くの方を巻き込みながら参加型の「河川ゴミ漂着状況の調査」と、その「報告会及び体験型啓発イベント」を開催します。
参加型で開催することで、多くの方と一緒に現状を知ることができ、またその報告会とあわせて具体的なアクションを行うことで、河川や海をきれいにしていく意識をもった人を増やします。
 

〇河川ゴミ漂着状況の調査

岡山の三大河川の一つである旭川をフィールドとして、子どもからお年寄りまで幅広い世代から参加者を募って調査を行います。
旧建部町から児島湾までの旭川流域を散策し、発見した河川ゴミを写真に収め、提供してもらって、一緒にマップを制作します。また事務局スタッフ並びに行政担当者、大学生スタッフなどにより調査チームを組み、もう一歩踏み込んだ漂着ごみのたまりやすい場所について現状と原因の把握も行います。

4月
・実行委員会の立ち上げ(ボランティア学生募集)
・見つけた漂着ゴミの写真募集
・スタッフ、実行委員会 河川の視察
5月
・調査チームによる河川漂着ゴミの実態調査開始
 

〇河川ゴミの状況報告会及び体験型啓発イベントの開催

2014年(平成26年)8月建部町にて、上記調査の報告会及びイベントを開催します。
河川ゴミが、水や生態系に及ぼす影響、旭川の歴史について、子どもから大人まで楽しく参加しながら学べるワークショップを実施します。5月に開催した事前調査の結果報告もパネルにて行います。

旭川に漂着したゴミ旭川ダムの様子
6月
・参加者募集広報の開始
・チラシ作成・配布
8月
・体験型啓発イベントの開催
11月
・清掃活動の実施
2014年2月

・報告書・記録DVDの配布
2014年3月

旭川ダムの様子

また、清掃活動から円卓会議まで、海ゴミを無くすために挑戦を重ねています。

NPO法人グリーンパートナーおかやまは、岡山県を中心とした住民に対して、自然環境、社会環境、家庭環境、人間環境をより浄化することを目的として活動を行っています。
活動を通じ、地域が、岡山が、日本が、そして世界が豊かに、幸せになることを理念として揚げており、地球環境のことを考えるならまず地域から、子どもたちとともに未来のことを考えることが大切であると考えています。

1998年(平成10年)に、前身団体の「環境を守る会」を立ち上げ、2000年(平成12年)にNPO法人グリーンパートナーおかやまを設立して、現在まで活動しています。2008年(平成20年)からは、岡山大学との共同研究によるコバノミツバツツジの再生(瀬戸内海国立公園天目山の原種を育苗。栽培と植樹)にも取り組んでいます。さらに2011年(平成23年)には、 「 「『世界の宝石-瀬戸内海』を磨く『天目山周辺の荒廃二次林の整備と自然環境の体験学習』in瀬戸内海国立公園天目山」や、「『世界の宝石-瀬戸内海』を磨く ~海底ゴミ回収底曳き網体験学習ワクワクキッズ海底探検隊~in香川県小豆郡土庄町沖」、「『世界の宝石-瀬戸内海』を磨く~海底ゴミ回収底びき網体験学習~in岡山県備前市日生町・日生諸島頭島」などを実施しました。以降、様々な面から瀬戸内海のゴミに関する問題に取り組んできました。

瀬戸内海国立公園天目山コバノミツバツツジ

また、2013年(平成25年)には「『世界の宝石-瀬戸内海』を磨く中国四国環境サミット~海ゴミから瀬戸内海の環境を考えるin岡山」を開催し、瀬戸内海「海底ゴミ」円卓会議も開催いたしました。岡山から流れるゴミが四国で悪影響を及ぼすこともあります。

瀬戸内海の沿岸には岡山だけでなく、中国・四国地方の自治体があり、それらの連携が必要です。例えば、岡山から流れた物も含む生活ゴミが、瀬戸内海に面した対岸である香川県小豆郡土庄沖の漁業、魚貝類にも悪影響を及ぼしています。今回のプロジェクトで生活ゴミが人の手で河川に流されている事を多くの住民に知らせ「ゴミポイ捨て0作戦」運動に向けたいと考えています。

なお、本プロジェクトの後には、河川のゴミ、海底ゴミの課題を繋げ、岡山県の市長会議を開催することも計画しており、現在、働きかけを行っています。また来年には、笹川のゴミ探検清掃活動や、学校・幼保育園でゴミの課題に関するエプロンシアターを活用した、環境学習も強化していきたいと考えています。笹川のゴミ探検清掃活動は、2015年度(平成27年度)に実施予定です。その他にも、里山斜面のゴミの見える化清掃など、川、海だけではなく、ゴミに関連している様々な課題を平行しながら解決に向けて歩んでいきます。

そして、取り組みを岡山から他県に繋げ、瀬戸内海国立公園海底ゴミ一斉清掃の実現に向けて歩んでいきたいと思います。今回の取り組みはその一歩となることを目指しています。


〇想定されるリスクとチャレンジ

今回のプロジェクトを実施する予定の「旭川」は一級河川であるため、調査許可が取れない場合に実施できないというリスクがあります。しかし、イベントの内容は変更の必要があるとしても、核となる河川の漂着ゴミの調査は支障ありません。

なお、台風などの悪天候時の場合については、小雨決行。台風などの悪天候時の場合は、予備日を設け実施します。

山に不法放棄されたゴミ瀬戸内海の国立公園に不法投棄されたゴミ

〇「世界の宝石-瀬戸内海」を磨く!

すべての命を守り育てるのは、あなたたちです。
未来に水、土壌、空気の恵、歴史や文化をつなげられるのも、あなた自身です。

瀬戸内海国立公園天目山で行われた清掃活動の様子
瀬戸内海国立公園天目山で行われた清掃活動の様子

瀬戸内海国立公園天目山で清掃活動に取り組む子ども

お問い合わせ
NPO法人グリーンパートナーおかやま
住所:岡山市南区郡12-2
電話番号:086-267-2478

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