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「5年生・藤田に農業は必要か?」【第三藤田小学校】

公開開始日:2014年01月09日

 みなさんは、日本に農業は必要だと思いますか?

 学校紹介にあるように、この第三藤田小学校は児島湾の干拓により造成された農業地域で、子どもたちは当たり前のように田んぼの緑に囲まれて育ち、多くの子どもたちが自分の家でとれたお米や野菜を食べています。

 そんな5年生の子どもたちに「藤田に農業は必要ですか?」と尋ねると、今年の5年生は全員が「もちろん!」と答えました。

 しかし、地域の農家の方にお話を聞いてみると、楽しさややりがいがある一方で、様々な問題を抱えていることもわかりました。また、学校の田んぼに植えるための苗作りを体験した子どもたちは、その作業の大変さも実感しました。

農業についての授業の様子      学校の田んぼに植えるための苗作りをしている様子
 社会科の授業で農業の高齢化が進み、後継者問題があることも学習しました。
 
 「なぜ若い人は農業をしないのだろう?」
 
 そんな疑問をもった子どもたちは、岡山大学の学生さんに、農業に対するイメージについてアンケート調査しました。するとその結果は、「もうからない。それだけでは食べていけない。」「肉体労働で作業が大変そう。」といったよくないものでした。

  そこで子どもたちは、20年後も藤田の米づくりが持続し、さらに発展するためにはどうすればよいかを考え、一人ひとりが「20年後の藤田の米作りについての提案書」を作成することにしました。2学期には、少しでも説得力のある提案書にするため、根拠となるデータや資料を集めました。

「あさひ」「アケボノ」「ひのひかり」「にこまる」の4品種をバケツで育てて比較実験を行っている様子
 「あさひ」「アケボノ」「ひのひかり」「にこまる」の4品種をバケツで育てて比較実験を行い、病気や害虫の発生率や1本の穂につくもみの数など調査しました。 

 農業科のある興陽高校が行っているアヒル・アイガモ農法の見学を行った際に撮影したアイガモ
 農業科のある興陽高校が行っているアヒル・アイガモ農法の見学を行い、この農法のいいところや、その他の有機農法についても教わりました。       

お米の食べ比べを行っている様子
 お米の食べ比べを行い、外国米を含む7品種を実際に食べ比べしました。

地域の農家やJAにフィールドワークを行っている様子
 地域の農家やJAにフィールドワークを行い、農業機械や品種の特徴、病害虫についてなど、インタビューをして詳しく教えていただきました。

 この他にも、校内におけるアンケート調査や栄養士の先生によるお米についての授業などを通じて、たくさんの資料やデータが集まりました。これらを整理・分析して、26枚の提案書ができあがりました。子どもらしい柔軟な発想の提案書もあり、どれも力作です。 

「20年後の藤田の米作りについての提案書」      「20年後の藤田の米作りについての提案書」

 第三藤田小学校のウェブサイトで全部見ることができるので、ぜひ5年生のページをご覧ください。

 子どもたちは現在、自分の提案のメリット・デメリットを洗い出し、似た考えの友だちとグループで提案書の見直しをしているところです。3学期には、藤田地区で活躍している農業後継者クラブのみなさんと、提案書について意見交換を行う予定です。

お問い合わせ
第三藤田小学校
住所:岡山市南区藤田1757
電話番号:086-296-2479



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